娘がパパと一緒にランニングや外遊びへと出かける土曜の午前は、母のお勉強タイム。家族が寝静まった後に一人黙々と課題を続ける時間とは違い、太陽の光を浴びながら、本を読んだり、DVDを観たりするこの時間は至福そのもの♡
相変わらず、Simply Charlotte Masonのソニア・シェーファーさんの奏でる言葉の数々に引き込まれる時間を過ごしています。通勤時間は彼女のPodcast、休日は彼女のワークショップのDVDと、ソニア三昧の日々です^^
この日のトピックは「6歳までの過ごし方」。
この時期の子どものストレスについての話からスタート。内戦で大きなストレスを抱える特定地域の子どもたち。けれども、実はニューヨークの子どもたちも、この内戦を経験した子どもたちと同レベルのストレスを抱えているということがある研究で分かったと言います。果たしてその理由は一体どこにあるのか。
- 物が溢れてる
- 情報が多すぎる
- 忙しすぎる
研究結果から分かったこれら3つが要因。
「勉強ができるようにならないといけない」
「一番にならないといけない」
「お友達が経験していることは、自分も経験しないといけない」
そんな「教育的」な部分と「社会的」な部分のプレッシャーを感じている子どもたち。
実は、これこそ、シャーロットメイソンが100年以上も前に指摘したこと。
彼女の時代ですでにそうだったのであれば、あれから100年も経った今の世界では、その程度とは更に増しているのでしょう。
シャーロットメイソン流、6歳までの過ごし方。
この時期の子どもたちにとって必要なのは
「A Quiet Growing Time(静かな成長の時間)」
だとシャーロットは言います。
もちろんここで言う静かな時間とは、家の中で大人しくしていなさいということではなありません。
次から次へと目まぐるしく変化する社会の中でも、好きなことに集中する時間。
あたかも時間が止まったように感じられるような、自分だけの時間。
周りの音は雑音を気にせず、とにかく自分自身でいられる時間。
実は、これは今年9歳を迎える娘にとっても、絶対的に必要な時間であると心より感じています。
彼女が無心で何かに打ち込める時間。
これがあることで、生かされているのではなく、自分の人生をしっかりと生きている感覚をより強く感じられる気がするのです。
そのために、彼女の「好き」という感情に出来るだけ気付いて、大事にしてあげることが、いかに大切なことか…。やらなければならないことに追われながらも、常にこの部分といかに折り合いをつけるかということを常日頃考えているような気がします。
モンテッソーリのいう集中現象が、日常の中で多々見られるような幼児期だとしたら、これほど幸せな時期はないと感じている母。年齢が高くなればそれだけ雑音に飲まれやすくなるのかもしれません。そんな中でも「ワクワクする気持ち」を持ち続けることが、子どもが自分でいられる道のような気がしています。
幼児期から続いている娘の数々の敏感期。
それがアカデミックなものであろうが、クリエイティブなものであろうが、とにかく今の彼女に必要なもの。
邪魔しないよう、そっと見守り続けたいと思います。