保持教室の新年度が始まり1ヶ月。
相変わらずの赤ペンでの単語ノート作成。
終わりのないエッセイのドラフト練習。
レッスンの音声視聴など。
毎日忙しく英語と向き合っています。
そんな忙しい彼女の英語メニューに、最近新たなメニューが追加されました。
それは、英検準1級のライティング。
2級の時、プライベートレッスンの宿題として出されていた英検のライティング。
けれども、英検終了後、自然と消滅してしまったこの宿題。
もちろん、ライティングの宿題として他のものを出していただくことも可能でしたが、母としては保持教室もあるため、プライベートレッスンのライティングは「ブレイク」といって受け止めていました。
しかし、娘の中ではどこか習慣化したものは継続したい気持ちがあったようです。
…といっても、娘の現在のレベルとはかけ離れている英検準1級。
欲しいといって手に入るものではないことは、当然分かる年齢に達しているでしょう。
どうしてもという彼女の願いで、急遽追加された英検準1級のライティング。
果たして今が適当なタイミングであったのかは蓋を開けてみなければ分かりませんが、もう3年生。
彼女の意見を尊重したいと思います。
親のエゴで始めたと思っている英語も、気付いたらどこかコントロールは自分の手の中に入ってきたんだなぁとつくづく感じるこの頃。
多くの才能を開花させていくお友達たちに囲まれながら、これといって秀でたものがない娘ですが、彼女の中ではこの英語が少しだけ自信を与えてくれるようです。
英語、英語と焦った時期もあったけれど、今思うと、時には英語を減らしてみたり、時には増やしてみたりと、彼女のペースに合わせて良かったと心から感じています。英語の発話もなく、焦燥感ばかりに駆られた幼児期でしたが、どれだけ英語が伸張したかよりも、いかに彼女の心に英語という言語の置き場を作ることができるか。そんなことをちょっぴり意識したのが良かったのかもしれません。
もう母のガイドは必要ない時期に来ているのかもしれません。
そろそろ親子英語も卒業かな。
嬉しいような寂しいような複雑な気持ちです。