コスミック教育からVR化学レッスンへ | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

モンテッソーリ教育のエレメンタリー課程にて始まったコスミック教育。その中で出会った数々のサイエンスの不思議。最近では、もっぱら原子と分子の世界にのめり込んでいる娘ですが、書籍や模型の世界に加え、新たなルーティンが加わっています。

 
今年からスタートさせたイギリス発『MEL Science』の定期購読。小学校入学の際にお友達から誘われたものの、まだ当時は娘がこういったことに興味があるのかも分からず見送り。しかし、ここ半年くらいずっと実験教室に憧れながらも、共働き家庭にはハードルが高く、決断できずにいたのですが、ブログのコメントでもこの定期購読が良いという評判を教えていただき背中を押していただきました(笑)。何度もカスタマーセンターの方にお世話になりながら、やっと開始をすることができました^^
 
詳細についてはまた後日改めたいと思いますが、娘が早速開始をしているのがVRで学ぶ化学レッスン。最初のキットにサービス品としてついてくる、こちらのVRヘッドセット。スマートフォンをセットすればレッスンの準備が完了。
 
1レッスン、3分〜5分程度なので、一度に見るレッスンは『1レッスン』というルールを決めて、隙間時間に楽しんでいます。
 
最初のレッスンは、ダイヤモンドと鉛筆の芯の中へそれぞれ探検に。(キャプチャーはお借りしています)
 
まるで違う二つなのに、どちらも炭素からできていることを自分の目でしっかりと体験!
 
炭素の結合性のついてしっかり学んだ後は、クイズで確認。
 
短いVR旅行ですが、今まで活字を通じてしか知らなかった情報が、こうして体験する中で、しっかりと知識として根付き始めたようです。
 

科学者であったモンテッソーリ女史が、今のこの娘の様子を見たらどのように感じられるかとちょっと想像してみました。彼女の時代には考えられなかったVRを使ったレッスン。まだこの教育法と出会って間もなかった当時の母だったら、取り入れることを躊躇したかもしれません。 「目に悪いから」といった理由よりも、「モンテッソーリ女史は行っていなかったから。」が理由でしょう。

 

怯えてばかりの未熟な母を変えてくれたのは、KHTモンテッソーリを主催しているモンテッソーリアン、Karenとの出会いでした。このブログにも何度か登場していますが、彼女は自分自身のことを"Progressive Montessori Educator"と呼びます。もし女史がご存命されていたら、するであろうことをするという彼女。PCも使用するだろうし、ファンタジーの絵本も子どもたちに読ませるかもしれない。

 

自分が我が子のために正しいと判断したことは、他の誰かとは違っても、我が子を知る自分が一番良く知っているとKarenは言います。

 

「モンテッソーリの環境には「決まった」とか「完璧な」ものというのは存在しない…なぜならモンテッソーリ教育におけるゴールデンな部分は、『メソッド』であるから。」

 

コスミック教育の中でサイエンスと出会い、日々のめりこんでいっている娘。 小学生になり、算数教育以外は幼児期のような決まった教具があまり存在しないエレメンタリー。ゴールデンなメソッドから大きく外れないよう、見守りながら、8歳のサイエンスアドベンチャーを母も一緒に楽しませてもらっている毎日です。

 

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