今までの英語育児とこれからの英語育児 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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韓国語の嵐の家庭に生まれた娘。最初に触れた外国語の本は韓国語。最初にできた外国人のお友達も韓国人のお友達でした。

 
しかし、今は亡き、アメリカ人の言語学者の先生から、バイリンガル育児についてのお話を日々伺ううちに、忘れかけていた英語への想いを思い出し、1歳の時に英会話スクール、2歳の時にプリスクールへ通い始めます。
 
モンテッソーリ教育にも出会っていなかったあの頃。子どもの意志よりも、親の意志。今思うと、随分無茶な英語育児をしていたと思います。
 
日本語が溢れ出そうとしている時期に、英語を無理に押し通そうとしてみたり。
 
「言語は強要できないよ。」
 
長年、英語教授法に携わっている友人からの一言にはっとした瞬間。良かれと思ってやってきたことが、崩れ落ちた瞬間でした。
 
そんな反省から、モンテッソーリ教育と出会ってからは、母語を優先してきた我が家。保持教室に通う現在もそのスタンスは変わりません。
 
しかし、最近、娘の方から、ある試みを始めています。
それは
 
「親子の会話を英語とする」
 
時間。日頃から一緒に英語の本を読んだり、英語の宿題をしている時など、気付くと英語になっている時間はありますが、意識してこのような時間を設けたことがなかったため、なんだか不自然な気がしてしまう母。すると、娘からこんな一言が。
 
「今の自分では、保持教室で求められているレベルには、全然足りないの。クラスのお友達に大人気のハリーポッターも、私にはまだ難しい。だから、出来ることから始めてみたい。」
 
幼い我が子に英語を強要したことをずっと申し訳なく思っていた母。あれから5年以上経った今、娘からこんな発言があるとは夢にも思いませんでした。
 
どれだけ親が失敗を繰り返しても、許してくれる子どもたち。焦りしかなかった英語育児も、娘が寛容な心で寄り添ってくれていると感じます。
 
母主導だった英語育児も、これからは娘主導となるのでしょう。
 
目の前の我が子を信じ抜くこと。
 
8年の英語育児から学んだことです。
 

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