ホームモンテッソーリにおいて大切なもの | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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ホームモンテッソーリを始めて今年で6年目になります。6年という年月だけを聞くと、ベテランの域に達しても良さそうなものの、万年初心者の我が家(笑)。けれども、ポジティブに考えれば、だからこそ常に新鮮な気持ちでいられるのかもしれません。
 
ホームモンテッソーリにおいて大切なものといえば、教具や環境といったハード面はもちろんですが、それ以上に大切だと考えているのがソフト面。形がないからこそ、キープしづらい。特に、ガイド役の大人のモチベーションのキープはいつになっても課題です。モンテッソーリ教育に心から共感し惚れ込んでいても、実際は、理想と現実のギャップに苦しみ、モチベーションが非常に下がることがあります。けれども、そんな時支えとなるのが娘の敏感期。大人の事情がどうであろうと、子どもの成長は止まらず、日々新たな敏感期が開花する現実を見ると、何とかサポートしようと自分を奮い立たせることができます。
 
そして、個人的に最も大切だと感じているのは、家族の理解です。母個人が惚れ込んだモンテッソーリ教育。今でこそモンテッソーリ教育という名も聞かれるようになりましたが、当時はどこか得体の知れないイメージだったこの教育法(笑)。そしてこの溢れる想いを説得したいと思っても、奥が深すぎるが故に自分自身がまだ理解できておらず、とても誰かに説得するまでいかない・・・という現実がありました。けれども、そんな地に足が着かないと言えるような状況が続いても、辛抱強く見守ってくれたのは夫でした。
 
そして今回の引越しを機に、陽の当たる一番お気に入りな空間をモンテ部屋にしてはどうかと彼から提案がありました。決して、モンテッソーリ教育について夫婦で深く語り合う時間を多く持ち合わせてきたわけではありませんが、「好きな学びと向き合う娘」の姿が、ホームモンテッソーリの必要性を感じさせたようです。
 
「毎日、楽しそうだなぁ。」
 
娘を遠目に見ながら、言った彼の一言。
 
未熟で言葉足らずの母にはモンテッソーリ教育の素晴らしさを上手く伝えることはできなかったけれど、娘の姿がしっかりとそれを伝えてくれていたようでした。
 
それでもブログを書き続ける理由。
 
上手く伝わらなかったとしても、その想いを綴っておきたい。それだけなのかもしれません。
 
いつか娘がこのブログを見る日が来るとしたら・・・。
不器用なありのままの母の姿に笑って欲しいと思います(笑)。

 

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