英語育児に必要だったもの | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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現在進行形のはずの英語育児ですが、どこか「過去形」ともなりつつあります。と言うのも、英語は続けていても、母と二人三脚の英語育児はほぼ終了に近いから。そう思うと、非常にあっという間の時間でした。

 

生後11ヶ月でスタートしたWorldwide Kids(ワールドワイドキッズ)。みみちゃんに憧れ、WKE三昧の日々でした。そして2歳直前にスタートしたプリスクール。後ろ髪を引かれながらも、3歳の誕生日に退園を決意し、日本の幼稚園のプレに通い始めました。

 

プリスクールで耳は鍛えられたものの、なかなか発話にはつながらず、ここから我が家の『英語育児•THE暗黒時代』に入ります(笑)。

 

親子英語ブログを読み漁り、発話があるお子さんを羨ましく思い、どうして我が子はこうなんだろう・・・と自分自身にプレッシャーばかりをかけていたあの頃。正解のない英語育児に、どこか正解ばかりを探し続けました。

 

我が家にとって、転機が訪れたのは、意外にも英語育児と離れてから。英語育児から完全日本語のモンテッソーリ教育に路線変更をし、ほぼ英語を封印したあの頃。いつも母のイライラに付き合わされていた娘が、本当に心からしたいことを楽しみ、そして日本語という言語を驚異的なスピードで吸収していったことが、結果的には英語育児にもプラスの結果をもたらした気がします。

 

当時、母に欠けていたのは「子どもを見ること」。

英語教材は隈なく探しても、娘を見ることが圧倒的に欠けていたあの頃。

 

けれども、モンテッソーリ教育と出会い、子どもの見方を学んでから、彼女が必要としているものが徐々に見え始めました。発話ばかりを待ち望んでいた母ですが、娘が好きだったのは暗唱でもなく、リピートすることでもなく、読み書きすること。フォニックスをパズルのように解読し、アルファベットを絵を描くように書いてみる。


そんな「子どもの好きなこと」探しが英語育児にも必要だったのかもしれません。

 

そして、もう一つ付け加えるなら、我が子を信じること。英語育児を何度も挫折している我が家が言うにはおこがましいのですが、英語を話せない娘はなぜか想像が出来なかったのです。


子どもの好きなことを見つけること。

子どもを信じること。


言語に関わらず、子育て全般においてしっかりと心に刻んでおきたいこと。忘れないようにしたいと思います。

 

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