先日入学したと思ったら、もう1年生も半分終了。幼児期に「おしごと」しかしてこなかった娘が、小学校へ入学したら苦労する部分があるのではないかと懸念していましたが、今のところ、今までとは違った学び方は新鮮で、毎日の授業が楽しくて仕方がないようです。
単調になるかと思いきや、毎日の宿題の音読も、こちらが恥ずかしくなるほど演じきっている彼女は、それはそれは楽しい様子(笑)。新たな音読素材を持ち帰った日には、いつも娘と行う「おしごと」があります。
それは、国語の教科書を共に味わうこと。
必ずしも毎回同じ作業をするわけではありませんが、具体的にはこんな流れで行います。
○作者について調べる
○タイトルについて意見を述べ合う
○登場人物の気持ちになってみる
○自分の体験と照らし合わせてみる
○語彙を確認する
○漢字を調べてみる
○意見交換から派生したことを次の「おしごと」に繫げる
などなど。
母が個人的に「面白いなぁ」と感じるのは語彙の確認の部分。あらかじめピックアップしたキーワードを裏返しに並べ、娘が選んだものを説明してもらうのですが、その説明が小1ならではの面白さ(笑)。
「一回り大きいってどういう意味?」と尋ねると、
「もしクラスのA君がB君のズボンを履いたらどうなると思う?一回り大きいでしょ?」
母のよく知る幼稚園から一緒のクラスメートを例に出して説明する辺りが、なかなか大人にはない発想だなぁと感じました^^;
この日、娘の中でもっともヒットしたのは「影法師がついてくる」という表現。影法師の由来から始まり、話は「影と太陽」へ。次回のおしごとは決定のようです(笑)。
小学生になってから、読み聞かせが少なくなりつつある我が家のため、こんな風に国語の教科書の作品を親子で味わうのはとても新鮮。素敵な作品に沢山出会える教科書は宝だとつくづく感じます♡