「間違いを指摘しない」モンテッソーリ教育 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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新学期がスタートして1ヶ月。平常運転に戻り、疲れが出てきたのか、週末久しぶりに発熱。予定していたお楽しみはすべてキャンセルとなり、自宅で過ごすことを余儀なくされてしまった娘。

 

玩具類の購入は誕生日とクリスマスと決めている我が家ですが、病気に弱い母(笑)。

思わず、新たなLEGOを追加してしまいました。

 

レゴ (LEGO) フレンズ ミアと子犬のドッグショー 41300

レゴ (LEGO) フレンズ ミアと子犬のドッグショー 41300

 
目を輝かせながら組み立てる娘・・・。
途中、「あっ、ちがった」なんて独り言を言いながらも、とにかく楽しそうです。
 
そんな姿を見ながら、自然と笑みがこぼれます。
 
この娘を見守る自分を客観的に見たとき、まさに日頃の様々な場面においても、こういう自分でありたいと感じました(笑)。
 
LEGOであったから、娘が何度ブロックを誤って組み合わせようと何をしようと、心穏やかに見守ることが出来るのでしょう。だから、娘も安心して何度でも思いのままに楽しむことが出来るのだと思います。
 
「間違いを指摘しない」モンテッソーリ教育。
 
過去記事でも触れていますが、モンテッソーリ教育においては、これが学習の場面であろうと、生活の場面であろうと、日常がこのシーンのようです。
 
"I eat this at grandma's house yesterday."
 
まだ娘が幼稚園だった頃、夕飯のメニューに、前日、娘が祖母宅で食べたものが出てきた場面。
きっとモンテッソーリ教育を知らなかった母であれば、
 
「どうして、また過去形が上手く使えないの!」
 
とイライラしたのでしょう。
そんな時、
 
"Oh, you ate this yesterday?"
 
間違いを指摘することなく、正しい方向へと導くのが真のモンテッソーリアン。もちろん、言葉の使い方に限ったことではありません。どんな場面でもこうあり続けたいと思いながら、なかなか上手くいかない時も存在します。
 
これから年齢が上がるにつれ、「間違いを訂正しない」ことは難しくなってくるのかもしれません。
実際、テストも成績も存在する小学校生活を送る娘には、尚更そうなっていくのでしょう。
 
でもだからこそ、家庭生活においては、心の安全基地を確保してあげたい。
心の底から感じます。
 
「間違いを指摘しない」モンテッソーリ教育。
やっぱり、理想です。

 

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