小1の洋書で触れる日本文学 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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忘れもしない大学での授業登録。アメリカ人の学生と対等に授業を受けることができる科目は何なのか。頭を悩ませた結果、母が受講したのは"Japanese Literature(日本文学)"でした。一度は読んだことある作品もあるだろうし、何と言っても自分は日本人。そんな傲慢かつ不純な動機から受講を決めたものでした。

 

そして授業が始まると・・・。衝撃的でした。自分が今まで暮らてきた日本社会とは、違った社会がそこにはあったからです。海外から見る日本という国。当時の母の英語力では、フィードバックを求められても上手く言い表すことができず、もどかしい思いをしながら受講した授業。それでも、英語という言語で触れる日本文学がどこか斬新で心地良くもあり、貪るように読み耽った記憶は今でも新しいです。

 

あれから20年ほど経った今。小1の娘が、当時の母の如く熱中しているのがこちらの一冊。

 

Hachiko Waits

Hachiko Waits

 

元々の出会いは、保持教室の膨大な課題図書リストからでした。今までは、MTHやFairyものを好んできましたが、先日訪れた南極・北極展で何気なしに購入したこの1冊から、どこかノンフィクション熱が続いています。

 

タロ~! ジロ~! 南極物語: 信じるキモチ。 (一歩一歩)

タロ~! ジロ~! 南極物語: 信じるキモチ。 (一歩一歩)


本来であれば、和書で先に出会わせてあげたかった気もするのですが、当時の母の如く、英語を通じて知るかつての日本という国に興味津々の様子です。

 

ハチ公物語 -待ちつづけた犬- (講談社青い鳥文庫)

 

ハチ公物語 -待ちつづけた犬- (講談社青い鳥文庫)

 

夏休みも終わり、平常運転へ。始業式もなしにいきなり通常授業がスタートし、本当に夏休みなんてあったのかと疑うほどですが、そんな中でも、唯一残っている夏休みの足あとがあります。

 

それは、読書熱。

 

宿題に充てるべき朝時間も、ほぼ読書に取られ、一向に進まない日が続いています^^;本読みたさに、宿題をとっとと片付ける姿もチラリ(笑)。でも、なかなか上手く読書習慣を養うことができなかった我が家には奇跡です。

 

最近、強く感じることがあります。

 

「変えてみることの勇気」

 

案外、このちょっとした勇気で、急に好転することって意外とあると感じるのです。朝時間を初めて持ったことで、何かが上手く回り出してきたこの夏休み。また回らなくなったら、軌道修正という名の「変えてみることの勇気」を持てばいい。そんな風に感じています。

 

和書も洋書も読みたい本が溜まっていく娘。

図書館を活用してても、結局は購入してしまうことも少なくなく、嬉しい悲鳴をあげている毎日です^^;

 

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