ORT読了後からの迷走 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

ORTシリーズを読了してから、娘のリーディングが難航しています。その都度興味に合いそうなものを購入してみても、しっくりこないこともあり、保持教室で借りてきても、あまり読書が進まないことがあります。

 

それでも、どこか一度本を手に取ると、何とか終わらそうと読み続ける娘。けれども、その読み方を聞いていると、本当に楽しんでいるときと、どこか本に読まされているとき。その違いはすぐに分かります。

 

昨夜、娘とこんな話をしました。

 

娘はブルーが好きでも、ピンクが好きなお友達もいる。

だから、同じ本でも手に取ったら、すごく楽しいと思えるお友達と、ちょっとつまらないと感じるお友達もいる。

 

もし読み進めても面白くないなぁと思ったら、もっと面白い本を探してみてね。

 

実はこれを言うのには少し勇気が要りました(笑)。

せがまれて購入してみたものの、ちょっと読んで意味が分からないと諦めてしまうのではないかと。

 

でも、ふと思い出したのは・・・。

 

これほどモンテッソーリ教育に惹かれて学習を始めた母でも、モンテッソーリの主要著書を読み進めるのには勇気がいたことを。何度も手に取り、何度も中断し、でも、気付くとまた手にとって見たくなる。

 

そんなことを繰り返してきた自分を思い出すと、娘にも中断する選択はあると感じました。

 

英書に関しては、いつの間にかレースになってしまっていることがよくあります。ついつい、早く読んで欲しい親の気持ちが先行して、背伸びさせてしまう事実。

 

モンテッソーリ教育では、大人が与えたレベルを子どもに学ばせるのではなく、子どもの現在のレベルに合った環境を大人が用意することが求められます。

 

あれほど大好きだったORT。

最近、我が家の本棚からは消えていました。

 

そっと戻しておくと、今朝起きてから真っ先に手に取ったのはやはりORT(笑)。

 

読書をすることとは、背伸びをすることではなく、楽しむこと。

一時的な知識を与えることではなく、読書愛を育てること。

 

好きな本を好きなだけ。

 

もう一度、今の環境を見直す必要がありそうです。

 

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