6歳児の"In-Class Writing" | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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母がアメリカの大学に進学する前、ESLに2学期ほど在籍しました。通っていた高校は英語教育を重点的に行う現在のSELHi指定校ながらも、旅行を除いての海外経験がなかった当時、大学ではESL付きの条件入学となりました。

 
そこで最も苦労したのは、ライティングクラス。アメリカの大学のエッセイのスタイルに慣れず、毎日何度も書き直しました。特に"In-Class Writing"と呼ばれるクラス内で制限時間内に書き上げるエッセイは、学校英語しか知らない母には、一番苦労した時間でした。
 
そんな"In-Class Writing"ですが、娘のプライベートレッスンでも始まりました。お題を与えられ、3分で書き上げるというもの。モンテっ子の娘にはこの時間制限が非常に弱い部分。綺麗に書きたい欲求が強く、速さは意識したことがなかった幼児期。小学校の連絡帳も字そのものは直されなくても、もう少し早く書くようにと早速注意をされたようです^^;
 
50分のプライベートレッスンですが、いつも59分30秒までレッスンをしてくれる先生(笑)。30秒で次のクラスへと移動してくださるほど、娘のレッスン時間1分1秒が惜しいと仰ってくださいます。特に、娘のように長い間発話がなかった子が、急に英語が溢れ出したこの1年は、先生にとっては絶対に無駄にしたくない時期だとか。だからこそ、レッスン時間をフルに使って英語のシャワーを浴びさせる環境を提供してくださっています。そんな中、たった3分でも無言の"In-Class Writing"は本来なら宿題にしたいところ。それでも、クラス内で「書く」ことに意義があると仰います。時間に制限がない宿題とは違い、とっさの英語の思考力が試される時間。そんな英語の思考力の訓練のためにも、母はESL時代、毎日10分間絶対に手を止めてはいけないライティング練習が義務付けられました。文章は支離滅裂でも構わないので、頭に浮かんだものを10分間とにかく英語で書き続ける時間。そんなことを繰り返すことが、"In-Class Writing"の準備につながると言われていました。
 
お題を理解し、いかに自分の言いたいことを簡潔に相手に伝わるように書くことができるか。
 
まだ我が家には受験予定のない英検準2級ですが、そんな将来も見据えての先生のご配慮にただただ感謝するばかりです。
 
好きなことを好きなだけできるモンテッソーリ教育とは違い、これからは何をするにも時間的制約が付いてくるであろう毎日。そんな部分の練習も含めて"In-Class Writing"はきっと役に立つもの。楽しめる時間となればいいなと思っています。
 

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