「ママ、やって~」の真意 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

社会的には新1年生の仲間入りをした娘^^;けれども、実際の彼女の生活を見ていると、まだまだ幼児そのもの。先日の子どもの家の保護者会では、やはり皆さん卒園生ということもあってか、お子さんの自立を最優先された子育てをされていらっしゃることが印象的でした。

 

それに引き換え、我が家・・・。もっと娘にチャレンジさせるべきことが沢山残っています。 この『2歳~6歳モンテッソーリのホームガイド(セルフケア編)』を見ても、知っておくべきことがまだまだあります。

 

Montessori at Home Guide: A Short Practical Model to Gently Guide Your 2 to 6-Year-Old Through Learning Self-Care

Montessori at Home Guide: A Short Practical Model to Gently Guide Your 2 to 6-Year-Old Through Learning Self-Care

 

そのうちの一つがこの写真のコンセント。自分で洗髪するようになったのは比較的早い時期でしたが、髪の毛を乾かした後は、「コンセントはそのままにしておいてね。」という声がけが常だった我が家。すると、1年生になったのに手伝ってもらっていることに恥ずかしさを感じているのか、コンセントを抜くという行為も自分でやると言いはじめました。

 

・・・にも関わらず、髪の毛を乾かし終わると、こんな一声。

 

「ママ、やって~」

 

あれ?自分でやりたいんじゃなかった?と思いながらも、言われるがままにコンセントを抜き片付けようとすると、「自分でやりたいって言ったでしょ。」とお叱りの声。

 

「自分でやりたいから、ママにやり方を見せて欲しいっていう意味だったの。だから、ママがやったら、もう一度元に戻しておいて欲しかったのに。」

 

やっと納得した母。

そして・・・重大な過ちを犯してきたことに気付きました。

 

娘が2歳の頃からよく発していた「ママ、やって~」という台詞。

実は 「やり方が分からないから、ママがやって見せて欲しい。」という意味だったのではないかと。

 

特にモンテッソーリ教育を知る前は、言われるがままにやってあげると、娘が癇癪を起こし、「これが魔の2歳だ。」と決め付けていました。6歳の今でさえ、こんな誤解をすることを思うと、2歳の当時、果たしてどれくらい娘の言いたいことを理解してあげられていたのだろうと、心が痛みます。

 

娘の言葉をそのまま聞き流すのではなく、まずは確認をすること。そんなワンステップが親子のコミュニケーションを円滑にしてくれるのだと改めて感じた夜でした。

 

無事、この日からコンセントを扱えるようになった娘。

コンセントをきちんと根元から抜くと、満面の笑み。

 

が・・・。

あれ、なんだか曇ってきた!?

 

今度は、ドライヤーのコードの巻き方に苦労(笑)。

一回提示をしてあげた後は、元に戻して娘に渡しました。

 

母も、日々学んでいます^^;

 

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