幸せのおすそ分け♡ | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。


本日2本目。バレンタインにちなんで、愛の告白記事です(笑)。

このブログを始めてからそろそろ4年という月日が経とうとしています。マリア・モンテッソーリに惚れ込んだ素人の母の綴る育児日記。モンテッソーリへの想いをぶつける目的で始めたものですが、最近たくさんの幸せのおすそ分けをいただいています。
 
それは、ホームモンテッソーリを実践されている方、これから始められようとしている方々との出会い。
 
オンライン上だけのお付き合いですが、これから始めてみたいとメッセージをいただくことが多くなりました。そして母の受講したNAMCやKHTなども、このブログがきっかけとなり、申し込んだと仰ってくれる方々もいらっしゃいます。海外のホームスクールママたちに憧れていても、なかなか日本では同じような状況の方がいらっしゃらなかったのが、この4年という月日の間に、母を励まし支えてくださる方々が沢山できました。
 
モンテッソーリ教育に心より惹かれ、意気込んで学習し始めたものの、理想とはあまりにもかけ離れているという現実。何度も落ち込み、何度も立ち止まり、何度も諦めたくなってしまう心境。この4年間の間に、イヤというほどマイナスの感情を味わってきました。でも、そんな時に母の支えとなっているのは同じモンテッソーリ教育を愛する方々の存在。
 
手に負えない我が子、ホームモンテにはお粗末過ぎる環境。
そんな外にばかり目がいく時間が長かった母ですが、この教育法の成功に導く上で一番必要なのは自分を省みることだと今改めて感じています。
 
「教師としては、自分の知性のための書籍よりも、自分の精神のための体育館を必要とします。」
 
モンテッソーリの著書「子どもの発見」にあるモンテッソーリ教師について書かれた一節。ホームモンテッソーリが上手くいかないとき、いつもモンテッソーリの書籍に頼ってきました。環境も見直し、我が子の観察も意識してきました。
 
でも、一番必要なのは自分の精神を省みること。
 
「冷静で忍耐強くて謙遜になること。」
 
大人側に求められるこれらのことが、いかに難しいか。娘とのホームモンテッソーリの時間に湧き上がってくる負の感情をいかに断ち切るか。ここが、分かれ道だと感じています。
 
モンテッソーリ教育とは、「教育」の粋を超えて、今までの自分、今の自分と向き合うこと。まさに生き方そのものなのだと思います。娘が字が書けるようになろうと、計算ができるようになろうと、または字を間違えようと、計算を間違えようと、そんな部分は成長していく中でのワンシーン。赤ん坊が何度も転んでこそ、立って歩けるようになることと同じ過程なのでしょう。そんなことよりも、どれだけ愛情深く敬意を持って、彼女が何かと真剣に向き合う姿を見守ってこれたか。そんな自分の姿勢一つで、彼女の学びの時間は高貴な時間とも、その反対ともなり得るのだと感じています。
 
未熟な母の元に舞い降りたモンテッソーリ教育。
そして日々いただき続ける幸せのおすそ分け。
感謝の気持ちばかりが膨らんでくる2017年のバレンタインデーです。
 
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