親子英語と6歳という年齢 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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韓国系アメリカ人の友人。12歳でアメリカに移住し、結婚を機に日本へとやってきました。彼女の韓国語は12歳のまま。日常会話は流暢ですが、読み書きは一切追いついていないと言います。そしていつの間にか、英語が母語となってしまった彼女。にも関わらず、子育ては韓国語で行います。やはり母国韓国を忘れたくないからだそうです。

 

娘が2歳で英語保育によるプリスクールに通いだした時、驚きを隠せなかったという彼女。

 

「英語を習得するなら、母語を習得した後でも十分できるでしょ?」

 

それが彼女の意見でした。

 

当時の母は、英語習得は早ければ早い方が良い。そう信じて疑いませんでした。けれども、英語以上に必要なものが沢山あると後から気付き、結局娘は日本の幼稚園へと通いだします。それと同時に、めっきりと親子英語のモチベーションも落ち、結局は"Yes/No"と単語レベルの発話しかできないほどに彼女の英語力は落ちてしまいました。

 

なんとか親子英語の立て直しを図ろうと意識し出したのが、年中の夏。そして、本格的に始動したのが年長になってから。特に、6歳を過ぎてからは、英語の文法にも敏感になり、3単元のSが落ちる時、時制が誤っている時、比較級がうまく作れていない時。そんな部分にも自ら気付くようになりました。

 

親子英語と6歳という年齢。

あくまでも、娘の場合ですが、この6歳という年齢は親子英語が格段にやりやすくなる年齢のような気がしています。我が家のような亀の歩みのペースで来た家庭でさえも、この抽象的な思考が少しずつできるようになってくる年齢は、非常に「鍵」とも言える時期なのかもしれません。ただ、これも母語がしっかりしてきたからこそなのかなと感じています。5歳で少しずつ発話が出てくるも、文法的にもめちゃくちゃ。その度にどこか直したい気持ちに駆られ、焦るばかりだった当時。けれども、子どもは時期が来れば、自然に気付くようになる時がくるのだと、今やっと分かった気がします。それよりも、話したい気持ちを尊重し、英語が身の回りにあることに感謝するだけで良かったのだと今頃反省。6歳という年齢の今、とにかく知りたい。そしてただ知るだけではなく、「正確に知りたい」。そのために辞書が欠かせない毎日となりました。

 

これが小学生になると、また英語の立ち位置がどのように変化するのか、今はまだ知る由もない母ですが、こんな今の気持ちをただただ尊重したい。そんな風に感じています。6歳の娘と親子英語。楽しい毎日です♡

 

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