幼稚園から持ち帰ったプリントを出しながら、こんなことを言い始める娘。
「ママ、○○ちゃんと○○くんは全部合っていたんだよ。すごいでしょ。」
どこかで聞いたことある台詞^^;
それは母の小学生時代。持ち帰った通知表を出しながら、一言。
「お母さん、○○ちゃん、5が3つも増えたんだって。すごいでしょ。」
地味な自分の成績は興味もなく、他人の功績を喜びの種にする親子(笑)。小学生時代、勉強なんてしたことがなかった母にとって、日々勉強を頑張るお友達は、どこか雲の上のような存在でした。
娘の幼稚園にも毎日勉強を頑張るお友達が沢山います。ママ特製の自作プリントで復習して、習ったことの定着を図るお友達。そんな中娘が向き合っていることといえば、英語。母語と向き合うべく時間かもしれないと感じながらも、英語の宿題を日々コツコツとこなし、まさに定着を図っています(笑)。
何の覚悟もなしにスタートした親子英語と言う名のバイリンガル育児。「バイリンガルになれたらいいな。」という淡い期待だけでスタートを切ってしまいました。我が家にとっては、バイリンガル育児を始めることは非常に簡単でした。でも今思うと、ここまで迷走し続けた理由は、覚悟なしに走り出したからだと感じます。実際行なってみてぶち当たった壁の数々。バイリンガルの定義も分からないまま、二ヶ国語をストレスなしに操れるようになって欲しいなどという想いは、夢物語かもしれないと気付くのに時間はそれほどかかりませんでした。
そう気付いてからは、この夢物語に真っ向から立ち向かうことを避けてきた我が家。常に逃げ道を用意してきました。バイリンガル育児を始めたときと同様、やめることも簡単に思えました。なぜなら、英語から遠ざかればいいだけだから。英語に対する憧れの気持ちは大きくても、実際触れ合うことが習慣とまだなり得ていなかった我が家にとっては、遠ざかることは非常に簡単でした。
でも最近、バイリンガル育児をやめることはとてつもなく勇気のいることだと感じ始めています。 もしかすると、やっと英語がある環境が当たり前になってきた証拠なのかもしれません。そう思えるまで随分時間がかかりました。
新たな保持教室をスタートして1ヶ月。1週間分の宿題を「語彙」「グラマー」「ライティング」といったようなセグメントに分けていくと7つに分かれます。毎日同じ時間に1つずつこなしていくスタイルがこの1ヶ月で定着しました。1日30分ほどしか向き合わない時間ですが、30分だからこそ集中し、英語の筋力トレーニングに励む娘。
二言語を背負うことで犠牲にしているものがあるのではないかと感じる瞬間もありますが、失うものより得るものの方が多いはず。だからこそ、これほどまでにバイリンガル育児に邁進するご家庭が多いのだと思います。
小学生となれば、ますます英語と母語による学習を天秤にかけなければならない時がやってくるのでしょう。でもこの30分だけは、なんとか英語タイムとしてキープしたいと思っています。30分という時間は、バイリンガル育児を目指すにはとてつもなく足りない時間。でも、やりすぎない時間が我が家においては成功の鍵のような気がしています(笑)。それに気づき始めたからこそ、目指すのは、細く長く。ゆっくりと歩いていきたいと思います^^
小学生となれば、ますます英語と母語による学習を天秤にかけなければならない時がやってくるのでしょう。でもこの30分だけは、なんとか英語タイムとしてキープしたいと思っています。30分という時間は、バイリンガル育児を目指すにはとてつもなく足りない時間。でも、やりすぎない時間が我が家においては成功の鍵のような気がしています(笑)。それに気づき始めたからこそ、目指すのは、細く長く。ゆっくりと歩いていきたいと思います^^