コーヒーショップがなければ生きていけない母。仕事の合間でも時間が空くと、ついつい立ち寄ってしまいます。この日、娘が参加したのは近所のコーヒーショップのキッズ1日バリスタ体験!!ココアとクッキーを、バリスタのお姉さん方に教えていただきながら、自分で作るというものでした。
クッキー生地に、これでもか!ってほど、様々なトッピングをほどこしていきます(笑)。
店内のカウンター内のオーブンに直行!初めての体験に、ドキドキです。
クッキーとココアの出来上がり!!
我が家の暮らす地域は、子育て世代が非常に多いことから、ありがたいことに子ども向けのイベントが毎週末のように行われています。とは言え、こういった情報に疎い母。いつも近所のお友達に誘っていただき、恩恵を受けています(笑)。本当に感謝です!!
子どもがいない頃は、あまり「地域」について考えたことはありませんでした。でも、今では、娘は地域に育てていただいていると強く感じます。定期的に開催される地域のお祭りやバザーの参加はもちろん、お店に行けば顔見知りの店員さん、病院の先生方、この地域の担当の宅急便のお兄さんの名前までフルネームで暗記しています(笑)。地域とのつながりが希薄化している世の中ですが、いつも地域が見守ってくれているそんな安心感がこの街にはあります。
モンテッソーリ教育においても、この地域社会の存在は非常に重要です。生まれるまではお母さんの子宮の中がすべての行動範囲だった子どもたちも、外の世界へ出ると次第にハイハイが出来るようになり、歩けるようになり、そして走れるようになり・・・。日に日に行動範囲を広げていきます。自分自身しか知らなかったのが、家族を知り、友達を知り、そして地域を知る。宇宙の一員であることさえ感じることが出来るのが、モンテッソーリのコスミック教育です。それぞれの環境化で、自分の役割を知ること。そんな機会が、モンテッソーリ教育の中には積極的に組み込まれています。実際、モンテッソーリ園でなくとも、幼稚園で着替えに苦労していた年少さんのお手伝いをしたこと、お当番の日は、クラスの皆の朝顔に水やりをすること。そして春には学校のある地域の花壇にお花を植えること。こんなことに、我が家の5歳児は、非常に大きな意義を見出しているようです。今、娘がもっとも楽しみにしているのは小学校に入ったら様々な地域へのボランティアに参加できること。共同募金に参加したり、老人ホームへ訪れたり、地域の盆踊りの手伝いを行ったり・・・。学校教育の一環ですが、こうして地域と関わりを持つことに関心を抱き始めているようです。
1日バリスタ体験のお姉さんたちがとっても優しくて、また会いにいきたいとせがむ5歳児(笑)。
いつも行くコーヒーショップとは違う店舗だったのですが、どうやらまた新たなショップがリストに加わりそうです^^;