モンテッソーリ教育とクリエイティビティ | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

{ACB7BBE6-F82C-46EF-B361-64090F9A511D}

「ブリティッシュナイト」 の次の日も、イギリスから頭が離れない5歳児。宿題を終え、自由時間を手にした彼女が行っていたのは、「イギリスの絵本」作りでした^^

もう一度イギリスの位置の確認をした後、PCに向かい、自分が惹かれる写真をセレクト(笑)。プリントをして、はさみで選んだ写真を切っていきます。写真と色塗りをした国旗を糊付けした後は、タイトルを付け・・・。そしてそれぞれセレクトした写真に、自分なりに情報を書き込んでいきます。

●位置の確認(文化教育)
●情報の検索(文化教育)
●国旗を塗る(日常生活の練習)
●はさみで切る(日常生活の練習)
●貼る(日常生活の練習)
●書く(言語教育)
●辞書で漢字を調べる(言語教育)

長い間、おしごとと言えば、「おしごと時間」を設定し、きちんと座るところから始めていましたが、最近はこのような自由時間におしごとと向かうことが多くなりました。そろそろ6歳を迎える娘。用意されたものでなく、自分で考え出したものが楽しいようです。

イギリスの教育アドバイザー、ケン・ロビンソン 氏によると子どもは生まれながらにして非常にクリエイティブだと言います。けれども、小学校、中学校と進むに辺り、どんどん失われていく創造性。なぜ失われていくのでしょう。ここでロビンソン氏が見出した答えは、「子どもは教育をされていくから」。正しい答えを導くことを学んでいくのだといいます。

モンテッソーリ教育における教育とは知識を詰め込むことではありません。自ら探求していくこと。「4」の答えは、「2+2」だけではなく、「1+1+1+1」もあれば、「9-5」もある。「2の二乗」もあれば、「12÷3」もある。人間の手足も4だし、車のタイヤも4。テーブルの脚も4だし、四季も4。こんな発想の自由がモンテッソーリ教育にはあります。

何歳までに何ができなければならないといった決まりもなければ、どのように進めるべきといったカリキュラムもありません。自分のペースで満足いくまで向き合えるのがモンテッソーリ教育です。

最近「辞書」というツールを手に入れた5歳児。引くのが楽しくて仕方が無いのか、積極的に自ら調べ、漢字で書いていくのがブームです。どこで聞いたのか、オックスフォード大学を「イギリスでいちばんえらい大学」とした娘(笑)。「優秀」という言葉を教えたところ、辞書で引いてみたものの、画数が多すぎて上手く自分では書けないとのこと。もう少し見やすいものを用意する必要性が出てきました^^;

チャレンジ 小学国語辞典 第六版
チャレンジ 小学国語辞典 第六版

"Education is help to life."

日々前進し続けている娘を観察しながら、モンテッソーリの残したこの言葉の意味が少しずつ実感できている毎日。学ぶことの楽しさを、これからも貪欲に追求していきたいと思います。

ご訪問、誠にありがとうございますハート

にほんブログ村

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

にほんブログ村