親子英語ブログ の方でも綴りましたが、今週は近所のスプリングスクールへと参加をしている娘。1日5時間、英語のシャワーを浴びることのできる、貴重な時間を過ごしています。
・・・が。
実際には英語だけではなく、日本語のシャワーも浴びるという事態が発生(笑)。
地元ということもあり、幼稚園のお友達、保持教室のお友達など、10人のクラスになんと4人も知り合いがいたのです!!もう仲良しのお友達がいることを知り、大喜びの娘。そりゃぁもう、日本語でお喋りが炸裂します。親の思惑はまんまと裏切られ、英語のブラッシュアップにはつながりそうもありません^^;
帰宅すると、娘が一言。
「ママ、今日は昨日より日本語でお喋りしなかったよ。」
うーん・・・モンテッソーリ教師を志す者としては、こんなコメントを娘に言わせてしまっていると思うと、それはまた非常に複雑な気分です。規律は存在しても強制は絶対に存在しないモンテッソーリ教育。職場のバイリンガルの同僚たちでさえ、日本人同士は、やはり日本語になることを考えると、スプリングスクールで大好きなお友達とも英語を促すことは、紛れもない強制。
強制の中で学びは果たして生まれるのか。
それが、理想とする学びの環境なのか。
英語を習得させるために、今まで娘には様々な強制を課してきました。2歳で通ったプリスクールでは半年間泣き続け、3歳で通い始めた英会話教室が親子で苦痛になった時期もありました。家庭でも英語の語りかけを試みるものの、娘は当然却下。そんな時間もしばらく続きましたが、文字の敏感期の真っ最中であった娘と、英語の絵本を読んでみると、あれだけ上手くいかなかった英語がすんなり彼女に浸透していきました。リーディングを軸にしてから、急に走り出した我が家の親子英語。今思うと、語学習得は多少の負荷は伴っても、一番開花するのは強制よりも興味が勝ったとき。先にある目的がまだ理解出来ない幼児期の学び方はまさにそうであると感じます。
「英語のプリスクールだから、お友達とも英語にしようね。」という説明はあまり腑に落ちなかったようですが、「周りの先生たちは、Yuzyたちが日本語でお喋りしていたら分かるかな。」と聞いてみると、妙に納得した様子。日常生活の練習でいつも出てくる「他者への配慮」というフィルターを通して見ると、少し物事が違って見えるようです。
たった1週間のスプリングスクールですが、学びの環境について考えることができた絶好の機会でした。実際通った娘は、英語云々よりも、やはりお友達との時間がとても楽しかった様子(笑)。そうやって考えれば、親子共に得るものはたくさんあったのかもしれません^^
スプリングスクールも残り1日。
どんな顔で娘が帰宅するのか楽しみです。
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