モンテッソーリ・ストーリー | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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近いうちにカテゴリーの見直しを行う予定にありながらも、本日新たなカテゴリーを追加してしまいました。それは・・・

「モンテッソーリ・ストーリー」

このブログでは、モンテッソーリ女史の生い立ちや略歴を綴ることは避けてきました。なぜならば、母のこの教育法に対する知識は海外の講座がベースとなっており、自分の中で上手く日本語に訳せる自信がないからです。誤解を避けるためにも、歴史的な部分は触れないほうがベターだと自分の中で判断してきたのも、このためでしょう。

■モンテッソーリを知りたい衝動

けれども、この教育法に触れれば触れるほど、モンテッソーリ女史自身を知りたいという衝動に駆られ、最近は女史の生い立ちを追う時間が長くなってきました。年表を書き出してみたり、書籍の初版と重版を比べてみたり、モンテッソーリの周囲の人物が気になり出したり、彼女の生きた時代背景を調べてみたくなったり。

とにかく様々な衝動に駆られています(笑)。

少し前まではとにかくおしごとをいかに魅力的にするか、そんな部分ばかりがいつも自分の中心にありましたが、最近はモンテッソーリに近付きたい。そんな欲が出てきたようです。

■フランケッティ夫妻との出会い

ちなみに今一番気になっているのは、モンテッソーリに最初に本を書くように勧めたというレオポルド・フランケッティ男爵。当時のイタリア王国上院議員だったといいます。ローマのサン・ロレンツォ地区に初めて「子どもの家」が誕生した際、見学に訪れていたフランケッティ夫妻。モンテッソーリに万が一のことがあった時に、この子どもの家の実践がなくなってしまうことを危惧し、モンテッソーリに本を書くよう勧めた人物です。

■「子どもの発見」の誕生

そして出来上がった作品が、きっと手にされたことがある方も多いであろう「子どもの発見」です。厳密に言うと、こちらの本はなんと4回もの改定を重ねているため、初版は「子どもの家の幼児教育に適用された科学的教育学の方法」(1909年)と非常に長いタイトルなのですが、加筆や削除などを重ねた結果1950年にタイトルが改められ「子どもの発見」となりました。(新装版はこちらで購入できます。)

子どもの発見

子どもの発見

どうしてこれほど長い年月をかけて、モンテッソーリは改定を繰り返したのか。当時の時代背景の変化はもちろん、モンテッソーリ自身の考え方の変化など、いろいろと探ってみたい部分がたくさんあります。初版はなんと20日間で書き上げたというモンテッソーリ。教育に対する確個たる信念があったからなのでしょう。

これを出発に同年には最初の教師養成講座も始まります。そんなところから、今まで歴史が続いていると思うと、ロマンに満ち溢れ、それだけでワクワクが止まらない母^^今から100年以上も前のことですが、なぜかモンテッソーリの生きた時代を少しずつ想像できるようになってきている自分がいます。

これも、ちょっとだけ以前よりは女史に近付けた証拠・・・だといいのですが(笑)。
 

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