目指すは、ホームモンテッソーリアドバイザー!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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実は週末から胃腸炎を患い、自宅勤務状態の母。お陰で、読書がはかどった数日でした(笑)。色々読んだ中で、最もがつーんと来たのがこちら。

モンテッソーリアンと生きる
モンテッソーリアンと生きる

過去にもレビューしていますが、もう何というんでしょう。読めば読むほど、自分の不甲斐なさというか、勉強不足というか、モンテッソーリアンへの距離を感じてしまう1冊。母親目線で読めば、子育てにおけるバイブル本になりそうなほど心に刻んでおきたい言葉がたくさんなのに、教師目線だと自分が一生辿り着くことのできない道だけに、日頃自分が向き合っているのは真のモンテッソーリ教育なのだろうか・・・と、疑ってしまう自分がいるのです。

■我が家のモンテッソーリ教育

この教育法と向き合って3年。子育てが見違えるほど楽しくなりました。娘は学ぶ楽しさを見出し、おしごとへの意欲は積極的です。そして何よりも2歳の頃から、手を使うことをたくさんしてきたお陰で、驚くほどたくさんのことができるようになり、日々満足感を十分に感じているように見受け取れます。

そう考えると、きっと我が家が行ってきたモンテッソーリ教育は、我が家にとっては正解だったのでしょう。もしかすると、モンテッソーリアンの先生方からすると、今まで何度も書いているようにおままご程度にしか見えないかもしれません。NAMCの教師養成講座が修了してからも、様々な場面でモンテッソーリ教育は学び続けている母ですが、そこには我が子以外のお子さんの観察は含まれません。あくまでも、我が家のホームモンテッソーリのための学びであり、決してモンテッソーリ園や子どもの家で働くモンテッソーリ教師にはなれないでしょう。

■深めたい学びはホームモンテッソーリ

でも、ふと感じたのは、母にとってはそれでいいということ。深めたい学びは、「母親兼モンテッソーリ教師」のための学びであるということ。もし生まれ変わって今の職業に就いていなかったとしたら、もしかするとこれほど過酷と言われるような国際資格を目指すような展開もあったのかもしれません。けれども、実際5歳の娘を目の前にすると、なかなかそのようなチャレンジを受け入れられる覚悟も技量もありません。たまにこんなことを自問自答する時があります。教師養成講座でも、度々出るこの質問。

■我が子のために資格は必要!?

「我が子のためにどうしてもモンテッソーリ教育を極めたい。そのためには、AMIやAMSのような資格取得を目指すべきか。」

モンテッソーリアンの講師の答えはNOでした。

理論だけではなく実習も課されるこれらの資格。生半可な気持ちでできるものではなく、また何か片手間にできるものでもない。そして、何よりもこれらの資格が本当の意味で価値あるものになる時は、モンテッソーリ園の教師になった時。大勢の子どもを目の前にして、教室内で働く教師のための資格であって、一母親が我が子と共に実践するための資格ではないということ。


だとしたら今母が行うべきことは、娘のためのモンテッソーリ教育を学び続けること。そして、もっと言えば、まだこの教育法と出会われて間もないお母さん方のために、家庭で実践できるモンテッソーリ教育を学び続けること。

■これから目指していきたいもの

だから、尊敬してやまないモンテッソーリアンの先生方の背中ばかりを追い続け、追いつかない自分にため息をつくことは止めようと思いました。それよりも、追い続けさせていただけることに感謝をし、そこから学びを深めていけることに感謝する。まさに、モンテッソーリの言う「結果よりも過程」にもっと目を向けるべきだと感じました。

目指すは「ホームモンテッソーリアドバイザー」(笑)。そんな名前も資格ももちろん架空のものですが、ホームモンテッソーリの苦楽を経験したからこそお伝えできる、そんな存在にいつかなることができたらと思います。その第一歩として、ブログのトップページにメッセージを貼ってみました^^夢の宣言とでも言うのでしょうか。

孤独になりがちなホームモンテッソーリ。母も今までブログを通じて知り合った、同じ境遇の方々に語り尽くせないほど助けていただいています。迷った時の正解はきっとそのお子さんをずっと観察し続けているママしか見い出せないかもしれません。でも、困った時にちょっと立ち寄れる場所。このブログが、そんな空間になれたらと思います。

■姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語」

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