昼休みに、友人からメールが来ました。
「息子が、今日Yuzyちゃんのおばあちゃんに遊びに来てって言われたって言うんだけど、ホントかな?」
うーん・・・^^;
確かに降園後、よく一緒に遊ぶお友達ではあるんだけれど、多分、母の知らないところで、そんな約束はないはず(笑)。でも、きっと娘と遊びたかったんだよねぇと、ちょっぴり微笑ましく感じました。
それを告げると、「最近本当に嘘が多くて困るの。」と友人。
この子は娘と同い年の5歳の男の子。
やんちゃなところもあるけれど、とても気立てが良くて、優しい男の子です。
この「嘘」に関しては、過去にこのブログでも触れたことがありますが、モンテッソーリ教師養成講座でも度々あがるトピックです。子どもがおしごとに集中しないとき、興味を示さないとき、遊びだすとき、これらの原因はすべて大人にあると考えるのがモンテッソーリ教育。
この「嘘」に関しても、基本のスタンスは同じです。もし子どもが嘘をついたとしたら、それは大人が子どものしたことは「悪いこと」と考えるように仕向けているから起きたこと。適切な言葉ではないかもしれませんが、「嘘」というアイディアを植え込んだのは大人であることが多いような印象を受けました
幼児期の子どもは、まだ「現実」と「現実でないこと」の狭間にいるケースも多く、嘘を嘘だと認識していないことも多いといいます。ちょっと大人を試してみたい。そんな軽い気持ちが、親が必要以上に反応してしまい、いつの間にか子どもたちに罪悪感を感じさせることが目的となってしまっている。
モンテッソーリアンの講師は言います。
「もし子どもに嘘は良くないことだと教えたいのなら、まずは深呼吸をして、愛情と優しさを持って教えてあげましょう。」
怒りとイライラだけで接してしまう母には耳の痛い話です・・・。
講座にて受講生の一人がこんな発言をしていたことが思い出されます。
子ども部屋に入ると、散らかっているおもちゃを見て、「いったい誰がこんな風にしたの?」とついつい怒鳴ってしまうと。まさに「悪いこと」と、子どもに感じさせてしまう一言です。そこで我がモンテッソーリアンの講師。自分だったらこんな一言をかけると仰いました。
「わぁ~すごく楽しい時間を過ごしたみたいだね!あっ、そろそろ片付けることを思い出した頃かな。じゃあ、あと5分したらまた戻ってこようかしら。どんな部屋になっているか楽しみ!!」
お見事!!
こんなポジティブな声がけだったら、きっと子どもも片付けたくなるはずですね。
さぁ、次回友人と会った時は、こんな話をしてみようと思います^^
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