それと同時にやはり考えてしまうのが、小学生を目前に控えた最後の1年の過ごし方。娘は3歳のころ8ヶ月間、お世話になった子どもの家以外に、現在でも習い事は英語のみ。通信教育もやっていなければ、公文にも通っていません。しかも、英語なんて、小学校生活には決して必要なものでもなく・・・。帰国子女保持教室に行くと、英語が堪能な同い年のお子さんたちがこぞって公文の漢字練習などをしていると、「えっ・・・英語だけじゃないの?」という気持ちになったりします(笑)。
きっとこの時期の子どもたちは、知識は与えただけ吸収するだろうし、小学生になれば嫌でも「暗記」を促すような学習の仕方が必要になってくるのでしょう。そういった意味で、準備段階として同じようなベクトルで家庭学習を進めれば、きっと小学校に上がった時に、それほど娘自身に戸惑いもないのかもしれません。
それが、相変わらずモンテッソーリと英語のみの我が家。どこかこれからの小学校生活に逆行しているとしか思えないようなこの進め方に、正直不安がないのかといえば、嘘になります。きっと、もっとワークやプリント学習を進めたり、毎日のノルマを決めて、学習することを習慣づける努力は必要なのでしょう。
でも、やれるところまで、モンテでいきたい!
母の身勝手すぎる思いかもしれませんが、そんな風に感じてしまいます。公立小学校のカリキュラムをモンテッソーリの視点を散りばめ、おしごとに転換することが、大得意だという教師養成講座のモンテッソーリアンの講師。実は、今、母が一番知りたいノウハウはここだったりします。
決してその都度、授業ひとつひとつに対応しなくても、「大から小へ」という方向性を忘れないようにしながら、大きな視点で物事を捉えていく方式で、これからも続けたいと、ついつい思ってしまいます。
決して主流のやり方ではなくても、テストの点数に繋がらなくても、どこか学ぶ意欲を持ち続けてさえくれれば、きっと実りある時間になると心底感じているのは、まだ小学校生活を実際に体験していないからでしょうか^^;
こんな理想と現実の狭間で、揺れ続ける最近です(笑)。
幼稚園生活最後の1年。
まずは自分のことは自分でできるように!日常生活の練習を再度見直しながら、机上の学習以外の部分をまずしっかりと意識していきたいと思います。
すでに5歳児の好奇心にタジタジの母ですが(笑)、6歳になった時、娘に潰されないよう、とにかく事前準備!!これに尽きるような気がしています。そしてこの「事前準備」とは、3歳の頃の時のような夜な夜なの内職ではなく、まさに母の学習。この世の中の不思議を、ひとつずつ紐解いていく時間が、まさか大人になって、しかも母になってやってくるとは思いませんでした^^;
娘にとって「やらねばならないこと」の中にも、どこか楽しさが見出せるような、そんなモンテッソーリ風味のスパイスを一振りすることを忘れずに。やっぱり幼稚園最後の年も、結局は今までと変わらずホームモンテッソーリを一歩ずつ進めていくだけの我が家になりそうです^^;
折り紙で作った「祝儀袋」だそうです(笑)。
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