かんたん! つかえる! かわいい おりがみ (親子であそべるミニブック)
ガールズにはたまらない可愛いアイテム満載のこちらのミニブック。
しかし最近は、さらなる難易度のアップを狙ってか、幼稚園ではなかなか複雑なもの作って持ち帰るようになりました。
「ママ~みて~!」
「あっ、かわいいね。」
こんなやり取りが続く日々。けれども、正直どんなものを折ってきたかあまり記憶にはありません^^;
実は今日もそうでした。
「ママ、カエルってどうやって折るんだろう?」
「カエル?そうだね~、どうやって折るんだろうね~。」
そんな会話はしたものの、何も動こうとしない母を諦め、「かえるおりがみ」という精一杯考えたキーワードで検索をし、折り方を見ながら一生懸命一人で頑張っていた娘^^;
けれども、途中どうしてもわからないところがあり、母に助けを求めてきました。
連休の準備に忙しかった母。
「あとでね。」と言い残したものの、なかなか一緒に折ってあげられる時間もなく。
その後、一緒に向き合ってみたものの、母も折り方がよくわからないという失態。
とてもがっかりした表情を浮かべている娘に聞いてみました。
「どうしてカエルなんて折りたいの?」
「だって、この前フィリピンの先生が言っていたでしょ。折り紙は全然折れないけど、カエルだけ折れるって。」
先日、スカイプ英会話の体験をした娘。毎日幼稚園で折り紙をすることが楽しいと先生に伝えると、「先生はカエルしか折れないの~」と仰っていました。
「カエルしか折れないって言っていたけど、カエルが折れるなんて、すごいよね!どうやって折るのかなぁ。」
5歳児の折角の海外の先生との思い出の一幕を、壊していたことに気づきました。フィリピンの先生から聞いた「カエル」の折り紙。そんな大事な瞬間を逃そうとしていた母。急に申し訳なくなり、夜な夜な向かったのは「カエル」の折り方検索^^;
なんとか母にも折れるものを見つけ、娘用折り方マニュアルを作成してみました。
モンテッソーリ園でよく見る、それぞれの手順を1枚ずつ折って、「実物」を見ながら子どもたちが真似できるというコントロールチャート。まさか、あれほど無視していたカエルを18枚の折り紙で夜中に作るとは思いもしませんでした(笑)。
大人にはなんでもないことでも、子どもにとって大事な瞬間を日々逃していっているんだなぁと反省した夜。明日からは、しっかりと娘と向き合おうと思います。