なかなか読書の時間が取れないここ最近ですが、久しぶりにモンテッソーリの書籍を購入しました。ついつい、おしごとの準備に時間を取られ、マニュアルを見返すことはあっても、なかなか書籍まで回らない日々。けれども、モンテッソーリ教育を理解するには、やはりモンテッソーリ女史自身の言葉に触れるのが一番です。
娘が5歳を迎えるにあたり、そろそろ本格的に児童期も視野に入れる必要性が出てきた今、もう中古しか手に入りませんが、こちらを購入しました。
児童期から思春期へ―モンテッソーリの一貫教育
教師養成講座でも度々引用に出されるこちらの書籍は、モンテッソーリの書いた数少ない初等・中等教育論。エレメンタリーの学習を少し始めてからは、おしごとをする際に、今後どこへと繋がっていくのかを、意識するようになりました。
何度も繰り返しているように、モンテッソーリ教育とは、決して幼児教育だけではなく、24歳という今では全く想像も付かない年齢まで続いていくもの。まさに、真の一貫教育がここにあります。
なかなか、その年齢まで意識し続けることは難しいことでしょうが、でも幼児期の今はまだ序章の段階。でも、序章だからこそ、しっかりとした基礎を築きあげていくことが必要なのだと思います。小学生以降、日本の学習システムがベースにありながらも、幼児期に出会ったこの教育法がいつか開花することを願ってやみません。ついついすぐに花開くことを期待しがちですが、根っこを育て、しっかりと水やりをするそんな時間を今は楽しみたいと思います。
また、読了後にレビューしたいと思います^ ^