台所育児の見直し | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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昨日はお友達に誘っていただき、ケーキレッスンに参加してきた娘。大好きなお友達と一緒ということもあり、何日も前から心待ちにしていました。去年の今ごろは、まだ初めての場所だと母子分離は大丈夫かな?なんて不安が過るときもありましたが、年中になると、もう親よりも完全にお友達。振り向きもせず、ひたすらクッキングスクールの先生の指示を聞きながら、ケーキ作りに没頭した時間だったようです^^;

帰宅すると、自らテーブルセッティングを行い、上手に切り分けてくれた4歳児。翌日には、ばぁば宅にまでお届け(笑)。日頃、なかなか見られないお姉さんぶりに、ちょっぴり驚いた母でした。同時に、自ら台所に立つということが、どれほど子どもにとって楽しいことなのか、改めて悟った時間でした。

モンテッソーリ教育を実践されている方なら、一度は手にしたことがあるであろう、こちらの書籍。我が家も購入したのは、娘が2歳の頃だったでしょうか。一読して、大変共感したものの、どこか敷居が高く、なかなか積極的には実践することが出来ずにいました。

坂本廣子の台所育児―一歳から包丁を
坂本廣子の台所育児―一歳から包丁を

モンテッソーリのおしごとは、適宜時間をかけることができても、忙しい中での台所育児はついつい後回しになってしまう。特に食事準備の忙しい時間は、テーブルセッティングなど他の部分の役割を与え、やっぱり台所に立つのは母。そんな日々でしたが、この日ケーキ作りを体験してきた娘の様子を見て、その気持ちは一変しました。

この書籍の冒頭にあるこの言葉。

「手伝わせてみると、こんなに台所仕事が好きだったのかと驚きます。」

おままごとではない、本物だからこそ得られる満足感。そして、何よりも「食べることとは生きること」と言っても過言ではないほどの人間の最も基本的行為だからこそ、そこに自分が参加できる喜びとは、私たち親が想像できないほどのものなのでしょう。

初めてモンテッソーリ育児をしようと試みているママたちに、いつもモンテッソーリアンの講師がアドバイスすることがあります。

「用具や教具がなくてもできるおしごとがあります。それは、子どもと一緒に台所に立つこと。たとえ、子どもが2歳でも、できることはたくさんあります。パンにジャムを塗る、シリアルをボールに入れる、牛乳を注ぐ。こんなことから始めてみてください。」

我が家の台所育児をもう一度見直す時期がやってきたようです。
子どもの「やりたい」の芽を摘まないよう、もう一度しっかりと向き合いたいと思います。

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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