・・・といっても、時間がある分だけ課題が山積みだったこの日のおしごと。最近、課題しか綴っていない気がしますが、自戒の意味を込めて記録しておきたいと思います^^;
今回娘が選んだのは、「色水作り」のおしごと。3歳の頃は出番が多かったおしごとですが、久しぶりに日常生活の練習へと戻り、ウキウキする娘。子どもは通常、自分の能力よりも少しレベルが高めのものに興味を持つと言われますが、たまには過去のおしごとへ戻り、できることを確認すると自信にも繋がるという言葉から、母も何の疑いもなしにこのおしごとを進めさせました。
もちろん4歳ともなると「注ぐ」という行為はすでに獲得しているため、久しぶりだったものの、再提示は行わず娘が主導でスタート。こぼさないよう、それぞれ50CCずつ注げるように、量線を気にしながら注いでいます。手と目の協応動作です。
そしてお次は色水を作っていきます。今回の娘の目標は、紫色の色水を作ること。どのような配分でフードカラーを混ぜればよいのか、水との割合など、自分なりに発見していきたいといいます。
ユウキ MC フードカラーボックス 7.25ml×4
・・・ということで、母は何も口を出さず見守っていました。けれども、思ったような色ができずに、どんどんビーカーに水を足す娘。溢れんばかりの水を、わざと大きなビーカーへと戻そうと、本来の使い方とは全く別の方向へと向かい、手首も上手く傾けることができず、結果この有様。
「おしごと」ではなく完全に遊びへと化している状況です。スポンジで一応拭いたりしていますが、もうこれはまさに悪の顔(笑)。
結局この時は、途中でやめさせることもできず、タイミングを失ったまま、おしごと終了となりました。最終的には紫の色水が作れたことで満足していた娘ですが、母には課題だらけの結果となりました。
課題点①再提示の必要性
今回のまず第一の原因は、母が再提示を行わなかったこと。すでにできると過信して、久しぶりにも関わらず、そのまま娘にやらせてしまったため、好きな方向へといってしまいました。いくらできると思っていても、久しぶりの場合は、"review(復習)"が大切。何度も学習したことなのに、ついついやらせてしまった結果です。
課題点②子どもの能力とのミスマッチ
提示をしたけれど、子どもが興味を持たない場合は、その子の能力とおしごとがマッチしていないことが多いとよく言われます。この場合は、おしごとが子どもの能力以上とういことがよくありますが、今回は逆のケース。5歳間近の子に、今では不必要と思われる活動を行なわせると、本来の目的だけでは物足りず、どこか違うことを求めたりします。その結果、脱線したり、教具へのリスペクトが出来なかったりということにつながることが、今回よく分かりました。
課題点③教具棚の教具・用具の点検
課題点②のように、今回は完全に娘の能力とミスマッチだったおしごと。けれども、いつかまたやりたがるかもしれないという気持ちで、母がいつまでも教具棚にこの用具を置いていたことが、そもそもの間違いであったと反省しました。頻繁に入れ替えを行なっていないからこそ、こういったことが起きるんですよね。もう少し、メインテナンスの部分をしっかりと行なう必要を感じました。
課題点④遊びだした時の切り上げ方
今回は途中で切り上げるということもせずに、そのままだらだらとやらせてしまったことも反省点の一つです。この点に関しては、今までも何度もモンテッソーリアンの講師からアドバイスを頂いていたにも関わらず、上手く切り返すことができませんでした。娘が遊びはじめた時、本来であれば「また次にママが注ぎ方を見せてあげるね。そしたら、すぐに注ぎ方を思い出すと思うよ。」と言いながら、片付けさせる。そして次の日に再提示をするという流れで切り上げるべきだったのですが、この時はそのタイミングを逃し・・・。イライラだけが残りました。
子どもが2歳半、遅くても3歳までくらいなら、本来の使い方と異なったやり方をしていても、できるだけその教具や用具と関わらせてあげる。探求の時間を大事にする先生方も多くいらっしゃるようです。ただ、唯一ストップをかけるときは、やはり安全性。これが保てていれば、少々違った使い方でも許容してあげるのも一つのやり方なのでしょう。けれども、娘の場合はもうそろそろ5歳。残念ながら見過ごすべき年齢ではありません^^;
・・・と反省文のような記事になってしまいましたが、日々課題が山積みのホームモンテッソーリ。けれども、ここでネガティブになっていては、本来の"Positive Thinking"のモンテッソーリから更にかけ離れてしまいます。
これらの反省を次に活かせるよう、頑張りたいと思います。
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