モンテッソーリ教育のBotany(植物学) | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。



毎日たくさんの草花や木の実をビニール袋一杯に持ち帰る娘。幼稚園での散策時間は、何よりも楽しい時間のようです。先日の遠足でも、野山の自然を楽しみ、うっすらと日焼けをして帰ってきました。

体験してきたことをベースに、さらに深めていくのがモンテッソーリ教育の醍醐味。文化教育の中では「Botany(植物学)」が存在し、この学習を通して、植物の存在なしには人の生活も成り立たないことを学ぶ子ども達。

モンテッソーリ園では、"Earth is our home(地球は私たちのホーム)"という言葉が身近で感じられるような工夫がたくさん見られます。娘の通っていた子どもの家でも、テーブルの上には可愛い季節のお花が顔を覗かせ、外のウッドデッキスペースにも美しい花や植木の数々が美しく並べられていました。植物への感謝、好奇心、愛情などを、小さな頃から育むことができるよう、あちこちに工夫があるようです。

植物学の提示では、なぜ地球には植物が必要なのかということから、室内・屋外の植物をどのようにケアしていくか、植物のそれぞれの部分の名称など、これも「大」から「小」という流れで、あらゆる角度から見ていきます。決して知識を教え込むアプローチではなく、まさに幼児期だからこその種蒔き。そこから何を吸収するかは、子どもが決めることなのでしょう。

このような角度から学習したことがなかった母にとっても、非常に興味深い分野です。これだからモンテッソーリ教育の学びはやめられない(笑)。現在の娘を考えると、やはり柱は感覚・言語・算数教育なのでしょうが、文化教育の関心は止まりません^^;

まだ本格的な導入には至らない文化教育ですが、我が家においては、絵本の力も大きいと感じています。植物学との出会いの絵本といえば大好きな「みつけようかがく」シリーズ。植物のライフサイクルが幼児でも分かりやすく説明されています。優しいタッチで描かれている絵が、素敵です。
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たね そだててみよう (みつけようかがく)
たね そだててみよう (みつけようかがく)

英語版の方も我が家では活躍中です。"seed(種)""stem(茎)""root(根)"など、日頃会話では出て来ないような語彙を馴染ませるのに、役立っています。普段、英語での語りかけはほぼ機能しなくなっている娘にとって、唯一英語の発話を促せるのが読み聞かせ。このシリーズの出番はまだまだ多そうです。
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How a Seed Grows (Let's-Read-and-Find-Out Science 1)
How a Seed Grows (Let's-Read-and-Find-Out Science 1)

原体験をベースに、様々なアプローチで子どもたちを美しい自然界へと誘っていく、モンテッソーリ教育の植物学。母の準備もまだまだ続きそうです。

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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