ついに明日からもう5月。先日入園式を終えたばかりなのに・・・と、我が家と同じ感想を持たれているママさん方も多いのではないでしょうか。
入園式と言っても、学年的には年中の娘。違う園だったとは言え、1年間の幼稚園生活の経験は非常に大きく、今回の入園は親が想像した以上にスムーズでした。
けれども思い返せば昨年の今頃は、同じ園の未就園児教室に行っていたにも関わらず、年少生活がスタートして初めての登園拒否。新しい先生、新しいお友達、新しい教室、新しい保育、すべてが新しいことで、やはり不安な気持ちは隠せなかったようです。
きっと感受性が強いお子さんであれば、尚更、まだ毎朝の「バイバイ」が上手くいかないケース、あると思います。娘の場合は、2歳のプリスクール時代に散々泣いたため、3歳の幼稚園登園の際に涙は見せなかったものの、前日に涙するというこれまた親としては余計に心痛む場面がありました。
今思い返すと、短期間で娘が涙とお別れできたのには、ある「言葉」があったからかもしれません。
実は、この言葉。おしごとでも、それ以外のことでも、我が家にとっては、様々な場面においての「マジックワード」。本当に魔法の言葉だと感じています。
それは「もうすぐ」という言葉です。
登園を嫌がった娘は当時3歳9ヶ月。あと数ヶ月で4歳になるところでした。2歳の頃とは違い、もう話せば理解できる年齢。もちろん幼稚園に行ったら一定の時間になれば、母(我が家の場合は祖母)が、迎えに来ることも知っています。そして幼稚園に行ってしまえば、楽しいことも知っている。お友達が待っててくれることも知っています。
何が嫌だという特定のものは存在せず、ただ行くのが嫌だ。そんな負の感情が3歳児の頭を覆っていたようです。
当時は、幼稚園がいかに楽しい場所であるかを強調しても、どんな言葉をかけても頭を横に振るばかり。でも、娘が初めて母の言葉を聞き入れた瞬間がありました。
「今はイヤでも、もうすぐイヤではなくなるよ。」
これは娘ができないおしごとを前にしてイライラしているとき、かけてきた言葉。「今はできなくても、もうすぐできるようになるよ。」モンテッソーリ園の先生方は、こんな言葉をたくさんかけます。
実際、できるようになることを経験として知っているため、「もうすぐ」という言葉をすんなり受け入れることができたようです。
ただおしごとをしていても、「もうすぐっていつ?」と聞かれたこともありました^^;
「たくさん練習すれば明日にはできるかもしれないし、練習しなければずっとできないかもしれない。」
こんな答えでも、幼児なりに理解したようです。「できるようになる」という希望を胸に抱くことで頑張れるのなら、希望を与え続けるのは、親の役目なのかなと感じています。
我が家にとってはマジックワードの「もうすぐ」。単純な娘だからこそ効果を発揮しているのかもしれませんが、ぜひぜひ皆さん、お試しください^^
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