モンテッソーリ・感覚教育「家庭でできる触覚のおしごと・実体認識袋」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

娘が子どもの家へ通っていた頃、好きだったおしごとの一つに「実体認識袋」と呼ばれるおしごとがあります。

「実体認識袋?」

なんだか、耳慣れない言葉に、最初は母もどんな活動なのか想像もつかなかったのですが、実際のおしごとを初めて見たときは、妙に納得^^

巾着袋に用意した立体物を、手で触り、識別するという触覚の教具です。

なかなか家庭での準備が難しい感覚教具の中では珍しく、こちらは家庭で準備がしやすいのが特徴。

そして驚いたことに、モンテッソーリ教育において非常に重要な、ペアリング(対にする)、グレーディング(順番に並べる)、ソーティング(分類する)の3つの操作がすべてできてしまうのです。

慣れ親しんだピンクタワーや茶色の階段などは、グレーディングの操作だけだったのに対し、一つのおしごとですべての操作が含まれる、ある意味とても高度な作業だと言えます。

けれども、ここはやはりモンテッソーリのおしごと。いきなり高度なところに行き着くのではなく、常にスモールステップ。最初は、ペアリングのおしごとを体験し、グレーディング、ソーティングと一つずつ段階を踏んでいきます。

娘が子どもの家で体験していたのはペアリングのおしごと。久しぶりといううこともあり、今回は、ペアリングの中でも最も易しい、形も材質も異なるものを2組ずつ用意しました。それぞれを、100均様の巾着袋に入れておきます(笑)。
{E20145DA-FDDD-41E7-A78B-00626C6FDE7C:01}

それぞれの袋を自分の左右に置き、目を閉じて、一つずつ中の物を取り出して行きます。さぁ、何が出て来るのかな?ワクワク♡
{2B07D8B8-A133-4E77-B7B9-FBD9EAFB778D:01}

まず最初に出てきたのはガラス製の小物入れ。そして繊維で出来たポンポン。ゴム製のアルファベット、プラスチックのビーズ。順調に並べていきます。
{5C84A243-E6AF-49F3-AF70-23C351DCD517:01}

続いて、プラスチックの国旗、木製のスタンプ、そしてどんぐり・・・。合計7組の小物を触角を識別しながら探し出し、並べました。やはり異形異質と呼ばれるこれらの物のペアリングは、さすがに4歳ともなれば簡単な様子。空間把握も、以前はメチャクチャでしたが、だいぶ出来るようになりました。けれども、ガラス製、木製、プラスチックなど材質の名称や小物の名称、そして巾着を使ったリボン結びなど、学びの要素もまだまだたくさんあったようです。
{B749E629-8DB6-4283-A3CC-3FE028013C2C:01}

そして、一番苦労していたのはマットをたたんでしまうところ。今回は大きいサイズのものを使用したため、体全体で抱きついていました(笑)。
{411FB9C0-0E17-4696-912A-FF90C72C243B:01}

「もっとやりたい~」と珍しくラブコール(笑)。次回は同じ材質で違う形のものを探して準備してみたいと思います。1円、5円、10円、50円、100円といった硬貨は大人でも難しそうですよね。

触覚での識別。感覚の敏感期にいる子どもたちは、大人では出来ないことをやってのけてしまいます。あ~、母にもそんな敏感期があったのでしょうか^^;

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 教育ブログ モンテッソーリ教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村