モンテッソーリ・文化教育「国旗のおしごと•文化教育への想い」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

少し前に、文化教育のスペースを整え始めてから、文化のおしごとが進んでいます。わざわざ家の中で「おしごと」を設置しなくても、日頃から幼稚園所有の畑で土いじりをしたり、ポニーを見に行ったりと、日々の生活の中に根付いているのが文化教育。

けれども、断片的な知識を、少しずつ形にしようとしている姿が、4歳半の娘から感じられるシーンが増えました。

この日は、少し前までプリキュアに変身していたと思ったら、一人おしごと部屋にこもり、母の用意しておいた国旗の色塗りをスタート。この部屋には、遊び道具は持ち込まない約束になっているのですが、自分自身が思いっきり遊び道具になっていたことを忘れていたようです(笑)。
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地図パズルの棚に置いてあった国旗を見ながら、色塗り開始。
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母が準備していたのは、国旗のテンプレートとミニチュアのみですが、ここでもやはりブックレットにしたいと要求してきました。色画用紙を切り、ホチキスで止め、国旗を貼っていきます。テンプレートの国旗は海外の教師養成講座の副教材のため、下に日本語で国名を書いています。
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世界に一冊しかない国旗の本が出来上がり、満足していた様子でした。

今回文化教育のスペースを作るに辺り、まだ早いのではないかと少々悩みました。「6歳児は文化を学ぶすべての準備ができている」と言うモンテッソーリの言葉通り、4歳の娘にはまだ準備が整わない部分もたくさんあります。

まずは文化を伝えるための言葉の理解という面で、今の娘には圧倒的に不足しています。日常会話であれば、4歳ともなれば普通にできますが、やはり学術用語を使った提示はまだまだ難しいのが現実です。

絵カードを使ったおしごとでも、概念の説明文など、意味も分からなければ、まだ上手に読むこともできません。ここはやはり単語を読む→短文を読む→文章を読むといった段階的な取り組みなしには、できるようにはならないでしょう。

でも、今回敢えて文化のスペースを整え始めたのには、理由がありました。それは、「憧れ」。子どもの家で年長のお兄さんが地図のおしごとをしていたのを見て、自分もいつかはやってみたいと心待ちにしていたようです。

子どもの家へと通っていれば、異年齢の子どものおしごとを見る機会もありますが、その機会がなくなってしまった今。家庭でも「憧れる心」を維持して欲しい。そんな想いで、少々早いと感じながらも、今回こうした試みに出ました。

そしてもう一つは、やはり娘の好奇心を大事にしたいという母の想いでしょうか。モンテッソーリの時代とは明らかに異なる情報化社会の現代、日々入ってくる情報量を考えると、低年齢のうちから様々なことに興味を持つのも当然なのかもしれません。テレビや書籍で見る外国は娘にとっては不思議な世界。けれども、最近ちょっぴり憧れに変わりつつもあるようです。

まだまだ出来る文化のおしごとは限られていますが、近い将来思う存分おしごとができるよう、日々の生活の中で言葉を大事にしながら、たくさんの種を蒔いていきたいと思います。

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