子どもの家へ通ってみて・・・。 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。


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最近、習いごとの一つとして、子どもの家に通わせようか考えている方から、メッセージを頂くことが増えました。年が明け、新年度に向けて準備をするこの時期。我が家も新たな英語のスクールの体験予約をしたり、4月からの新生活に向けて準備をしています。

去年の今頃は、子どもの家に問い合わせ、体験予約をしたり、モンテッソーリアンの先生方に子どもの家とホームモンテッソーリの両立は可能なのかとご意見を伺ったり、たとえ週1と言えど、かなり悩んだことは記憶に新しいです。

我が家は時間的都合から結局退園せざるを得なくなりましたが、結果的には通わせて大正解だったと思っています。

#おしごとの基盤ができる

まず何よりも、娘がおしごととはどういうものかを身体で体験し、頭で理解出来たことは、家庭でおしごとをする上で、非常に役立ちました。まずは椅子の座り方から始まり、教具の出し入れ、扱い方、絨毯の持ち方、広げ方など、家庭では甘くなってしまう所作を身につけることができたことは、今後の娘の日々の生活においても非常にプラスだったと思います。子どもの家へ通い出す前は、教具の扱いも雑だったのが、神聖なものであると理解した今では、持ち方一つにも教具に対する敬意が感じられ、物を大切に扱う心へと今後繋がっていけば良いと感じています。

#他人への配慮を学べる
おしごとを終えた後のしまい方の原則は、「元にあった状態に戻す」こと。これは単なるお片付けを意味するのではなく、次の人が使いやすいようという配慮の気持ちが込められています。また、絨毯を広げておしごとを行うのも、それぞれの空間を配慮するため。モンテッソーリ教育の日常生活の練習の中に「社交的なふるまい」というグループがありますが、まさに子どもの家では、これらを身近に感じる場面がたくさんあったように見受けられました。ここで学んだことは、今後社会に出たときにも、必ず必要となってくる要素。家庭生活においても、意識しながら過ごしたいと思います。

#興味の対象が広がる
やはりこの部分において、子どもの家の持つ環境の素晴らしさは家庭とは比べ物になりません。広々とした空間に、分野ごとに並べられた教具の数々。なかなか同様の環境を家庭では作り出すことができないだけに、娘は大喜びでした。もちろん教具だけではなく、お花を活けたり、ウサギのえさやりをしたり、ザリガニの観察を行ったり。自分自身だけではなく、環境への配慮というものも、子どもの家で学ぶことができました。子どもの家で体験したことは、家庭でも同様にやりたがり、娘の成長において大事な一部を作り上げてくれたと感じています。

・・・

と、我が家においては、子どもの家での体験は非常に貴重であったことは言うまでもありませんが、やはり一番良かったことは、お世話になった子どもの家の先生方と娘の相性が非常に良かったということかもしれません。

また子どもの家と名が付いても、園の方針はそれぞれ違うでしょうし、ここはお子さんにとって心地の良い場所であるか、正しい気が流れているか、教具はきちんと整頓されているかなどなど、通わせるに辺りチェックポイントはいくつかあると思います。もちろん、教師が有資格者であるかどうかは言うまでもありません。

もし子どもの家を見たことがなく、あまりイメージが湧かないという方は、日本モンテッソーリ教育綜合研究所附属「子どもの家」の様子がDVDに収められているこちらのシリーズがおススメです。

モンテッソーリの子育て 子どもの力を引きだす環境
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モンテッソーリの子育て おとなが子どもにできること
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モンテッソーリで育つ! 自分で考える子ども モンテッソーリの子育てシリーズ
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実際の子どもたちのおしごとをする姿、援助する先生、園の雰囲気などが、ふんだんに収められており、これから子どもの家へお子さんを通わせようか検討されている方には、非常に参考になると思います。

素敵な子どもの家とご縁があると良いですね!

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