先日、幼稚園の行事で「お店屋さんごっこ」がありました。
娘が担当したのはゴールドストーンアイスクリームの店員さん!何日も前からこの日のイベントをとても楽しみにしていました。
今回出たお店は、「アイスクリーム屋さん」「お花屋さん」「お好み焼き屋さん」「カフェ」「お寿司やさん」などなど。
実際、当日を迎えるまでに、たくさんの準備をしてきたお店屋さん。紙工作を中心に、幼稚園でもかなり色々と手作業を続けたようです。
そして当日は、アイスクリームを販売するにあたり、以下の役目が与えられました。
アイスのチケットをもらう人。
注文を聞き、アイスをすくう人。
冷たい鉄板の上でアイスを混ぜる人。
トッピングをのせる人。
アイスをコーンに入れる人。
お土産用の袋にアイスを入れる人。
6名が1チームとなり、流れ作業で進めていきました。5分ごとに役割交代となるため、みな、自分の仕事だけでなく6名分の仕事を覚えなければなりません。
娘はモンテッソーリ園ではない、近所の普通幼稚園に通いますが、まさにこれはモンテッソーリ教育の「総合的なおしごと」。最初は切る、貼るといった単体のおしごとを準備し、その後は「順序性」を意識しなければならない総合的なおしごとへと発展していく、素晴らしいおしごとの披露でした。
やはりここで大事なのは「順序性」ということでしょうか。
ひとつでも順序を間違えると、アイスクリームは出来上がりません。
だからこそ、子ども達は何度も先生の提示を見て、順序を理解し、ひとつずつ確実にこなしていく・・・そんな様子が当日見られました。
4歳児といえども、隣の子にアイスクリームを回す時は声をかけたり、トッピングをのせるときの糊がちょっぴり多かったときは、ラッピング担当の子に「ここ、のりがたくさんついちゃった。ごめんね。」など、お友達を配慮する場面等、微笑んでしまうような場面がたくさん見られました。
こうして協力すること、みんなで何かを作り上げること、なかなか普段一人では感じることができない「達成感」を感じることができたようです。こんなイベントがある、日本の幼稚園って素晴らしい。プリスクールでは、ないイベントだっただけに、終止感動しっぱなしでした^^
それにしても、売られていた工作の数々が素晴らしくて、ついつい家でも作ってみたい衝動に駆られた母。でも、高度すぎて出来ないものも、しばしば^^;
これから、しばらく工作研究がスタートしそうです。
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