モンテッソーリ・算数教育「砂数字板と書き順」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

算数棒に続き、母が次に提示を行なったのは「砂数字板」。

本来であれば、もっと前に提示すべきものだったのですが、字体にこだわる余り、珍しく国内モンテッソーリショップにて購入した我が家にとっての高級品だったため、今さらながらも提示を行なってみました^^;(使用しているのは、モンテッソーリ教具のお店マリーアンさんこちらのものです。)
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まず手を洗い、指を鋭敏にした状態で、2本指でざらざらとすべすべを同時に感じていきます。海外のものは左利きの場合も考え数字が真ん中に記されている場合もありますが、今回は国内で購入したもののため、右利き用。文字の左のスペースに手を置く場所があります。
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本来であれば、1枚なぞったらそれは裏返し、もう1枚という形で名称練習を行ないますが、娘の場合もう名称は獲得してしまっているため、完全に自己流^^;
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けれども、数字をなぞる娘を見ていて、気づいたことが・・・。それは「書き順」。今まで数字に関しては視覚のみで獲得してきたため、誤った書き順で覚えてしまっていたものがありました。母が提示を繰り返し見せたことで、どうにかこの日に限っては最後にはすべて正しくなぞることができました。
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算数教育の最初に出会った教具「算数棒」は数量と数詞の一致を扱ったのに対し、次の教具「砂数字板」は数詞と数字の一致。初めて「数字」が出てきました。代わりに、今回は具体量は出てこず、そういった意味では、ちょっぴり抽象的になりつつあります。

まだ数詞(「イチ」などの呼び名)と数字(「1」という表記)が呼応できないお子さんは、算数棒同様、一度に提示する枚数を限定しながら進めていくのが良さそうです。

我が家はもうその段階は過ぎてしまっているので、この砂数字板では書き順の確認、そして数字の形を正しく認識し書けることを目的としています。

冒頭でも触れましたが、この砂数字板を購入もしくは手作りされる場合に気をつけたいのは「字体」。ひらがなの砂文字板同様、できるならば、小学校に上がったときに使用する教科書の書体と同様のものが良いと言われています。

数字に関して言えば、モンテッソーリ教具の老舗Nienhuis社で扱っている砂数字板の字体も、日本のそれとは異なります。4が横を向いていたり、6と7の書き分けがなかったり、7の形も違ったり・・・。(画像はNienhuis社より拝借しています。)


砂文字と言えば、今までアルファベット→ひらがな→数字という順番で取り入れてきた我が家ですが、実際取り入れてみて良かったと思うことは、字が分からなくなると娘が取りに走ること^^なぞってから書くというのが、セットになっているようです。だからこそ、カタカナは手作りで!などと意気込んでいたものの、結局その時期は逃してしまい、漢字こそはやってみよう・・・などと、心の中で小さく誓っています(笑)。

砂数字板をやってしまえば、もちろん筆記具が持ちたくなります(笑)。次回、数字練習をする4歳児をお伝えします^^;

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