最初は「とにかく塗る」から始まり、「枠内を塗る→色彩を意識して塗る→色を混ぜ合わせて塗る」と段階的です。そして、彼女が塗る対象は「具体物」があるもの。大好きなプリキュアのぬりえでも、自分が想像して塗ることはせず、必ずお手本と同じ色、しかも忠実にその色を探す・・・。そんなところが、彼女にとっての現在の興味の中心点のようです。
ピンクタワーのおしごとを繰り返した後、彼女が選んだのは、こちら。
「ピンクタワーを塗るおしごと」です。
ピンクタワーを塗る!?まるで塗装でもするような言い方ですが(笑)、その正体はこちら。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140504/01/montessoritime/6e/a8/j/o0400032012928996623.jpg?caw=800)
(画像を拝借しています。)
お馴染みMontessori Print ShopよりDLしたワークシート。
名前の欄の下には、"Today I worked with the pink tower."とあります。おしごとの「記録」としても「作品」としても使えるワークシート。ぬりえの楽しさは、色とりどりの色彩を楽しむことだと思うのですが、ピンク1色のこのぬりえ。普段のぬりえ以上に楽しんでいるようでした。
この1色のぬりえが楽しい理由は、今までピンクタワーに幾度となく関わってきたから。教具に愛着が生まれているからこそ、自身で創り出すピンクタワーに、喜びを見いだせるのかな。
そして具体物(教具)としてのピンクタワーのおしごとをしている時には、聞いたこともないようなことを言っていたのが印象的でした。
![しかく](https://emoji.ameba.jp/img/user/mo/momopi-0530/3209985.gif)
![しかく](https://emoji.ameba.jp/img/user/mo/momopi-0530/3209985.gif)
抽象へと向かうこちらのワークシート。
いつもと違う切り口からピンクタワーと交わることで、今まで感覚的印象でしかなかったものが、しっかりと事実として確認できたようです。これらに自分で気付くことは、とても大事なこと。大人が知識を植え付けるのではなく、自身の発見により、法則を見いだす。これが、後に出てくる算数教育へと繋がっていくのではないかと感じています。
こんな単純に見える感覚教具ピンクタワー。
けれども、これが知性への道へ繋がっていくのだと思うと、このモンテッソーリマジックに、感動せずにはいられません^^
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