モンテッソーリ・言語教育「メタルインセッツとご対面」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

ひらがなの敏感期の娘。とにかく文字を書きたくて書きたくて仕方がない・・・そんな時期に来ているようです。

最近の3歳児のお絵描きには、絵の下に文字が辛うじて載るようになりました(笑)。

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といっても、アルファベットと比べひらがなは難しく、まだまだなめらかな曲線や直線を書くことに難航している娘。

この書くための準備として先月より追加したおしごと「メタルインセッツ(鉄製はめ込み)」。最近はこれにはまっています。

Montessori Metal Insets with Stands
Montessori Metal Insets with Stands

言語教具の一つですが、初めて母が見たときは、なぜこれが言語の教具なのだろう・・・と、とても疑問でした。感覚教具の幾何たんすとそっくりなこの教具。どうやったら、言語に繋がるのだろうと・・・。

これは、初めて娘がメタルインセッツと出会った日の模様。
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まず、メタルインセッツの枠を木枠にぴったりと置きます。鉛筆で枠に沿って書きます。
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楕円形を横にして、もう一度枠を辿ります。
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初めての作品、お花ができました!
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全10種類の図形があるこのメタルインセッツ。初めて提示をしたこの日は、楕円形から始めました。直線で囲まれたメタルインセッツは角があるため、これを鉛筆で辿ることは、初めての子どもにはとても難しい作業のようです。なので、我が家では、この時点では、まだこの楕円形のものしか娘には見せず、こちらからスタート。

母が学習した提示の映像では、『メタルインセッツの枠に沿って書く→メタルインセッツの図形に沿って書く→最初に書いた内側の線の中に直線を書く』といった3段階方式が取られていましたが、娘の現段階の理解力を考えると、このステップを分けて提示したほうが良いと思え、最初は枠に沿って書くということだけに留めておきました。

「書く」というとまず文字を思い浮かべますが、文字を書くために必要な筆記用具の操作を「メタルインセッツ」に盛り込んだモンテッソーリ。慣れ親しんだ図形を通して、実は文字を書くための準備を知らず知らずにしている・・・。

「どうしてこれが言語教具?」と首をかしげた母の疑問は、実際娘がこの教具と関わる中で、見る見るうちに解けていきました。

ぱっと見ではなかなかその奥深さが分からないモンテッソーリの教具。
ベールに包まれたその神秘さが、ますます魅力を放っているのかもしれません^^

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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