洗い物をしていると、娘がやってきました。
「きのう、ばぁばのおうちのひきだしで、ゆびをはさみそうになったの。」
「あっ、そうなの?気をつけようね。」と、言いかけた母。
仕事に行く前の朝なら、確実にこう流したでしょう。
けれども、今日は休日。
きちんと対話をしようと、手を止め、娘の前にひざまずきました。
話をよくよく聞いてみると、引き出しから自分の洋服を出したかったとのこと。
でも、指をはさみそうで、できなかったようです。
そこで、急遽引き出しの開け方を提示。
この提示の分析行動を思い出しながら、丁寧に見せてみました。
ぴったりと寄り添い、食い入るように母の手元を見る娘。
なかなか集中せず、提示を見せるのに苦労する時が多いのに
提示には「最適な瞬間」があるのだと実感しました。
子どもが上手くできない時は・・・。
「学びの最大のチャンス到来!」
今だからこそ最も吸収できる瞬間。
そのためには、この「瞬間」を見逃さないこと。
モンテッソーリの言う「子どもを観察する」ことの大切さは、まさしくこういうことなのかもしれません。
提示というと、「用意したものを提示」しがちになってしまいますが
実は子どもの方から何が必要なのか示してくれているんですね。
そのサインを見逃さないよう、娘と向き合うことの大切さを再確認した朝でした^^;
ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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