我が家の感覚教具は、幸せなことに譲り受けたものがほとんどなのですが、こちらは母が一目惚れをして思わず購入に至ってしまった教具。そう、教具の背景にある概念はほぼ知らず・・・。見よう見まねで提示を行って撃沈した記憶が新しいのがこのピンクタワー。
でも、あれから1年。教師養成講座を修了して、やっと提示らしきものができるようになってきました。
鮮やかなピンク色をした10個の立方体。
夢中になって積んでいきます。
積み木が2、3個あったときの子どもの行動は、まず「積む」ということをするそうです。そして、この積む動きができるようになった子どもは、横に並べる。さらに、その後は手前に並べる動きをするのだとか。
この発達の順番に見合った動きを感覚教具の中に入れているモンテッソーリの着眼点は素晴らしいと思いました。
ちょっと前までは、この立方体を運ぶ時も、ついつい一度にたくさん運んでしまおうとしていた娘。無理もありません。運動の敏感期真っ只中にいるこの時期。とにかく手を大きく広げて、大きな動作をしたい!
けれども、そんな娘も、母の提示をやっと見ることができるようになった今。ちゃんと一つずつ決まった持ち方で運べるようになりました。こんなことが自分自身へのコントロールにもつながっているんですね。
それにしても、やっぱりこのピンクタワーにうっとり。1年経っても、あの時の恋心は忘れない母です(笑)。
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