先日、「夢はホームモンテッソーリスクール開設!!」などと、大きなことを書きました(笑)。
モンテッソーリスクールというと、まず最初に目に入って来るのが教具の数々。木の温もりがふんわりと香ってきそうな色とりどりのアイテムが綺麗に並べられている光景は、いつ見てもうっとり。特に感覚教具などは、置いてあるだけでアートです^^
教師養成講座2学期目は「感覚教具」と「言語教育」。提示の映像を何度も見ていると、どうしてもあの教具に触れてみたい!という欲求に駆られ、押さえるのがもう大変(笑)。購買欲と葛藤する日々が何週間も続いております^^;
何週間も格闘しながら、なぜ購入に至らないのか・・・。そう、やっぱりそれは価格の問題。魅力的なモンテッソーリ教具ですが、やはりその分お値段も張るのです。特に、一般家庭で実践しようとする場合は、対象の子どもが限られている上(我が家は1名^^;)に、使える期間も限られているので、費用対効果を考えると、なかなか簡単には手が出ません。
海外のモンテッソーリ関連書籍を読んでいると、この家での教具の揃え方については賛否両論です。一つ目の意見は、「誕生日やクリスマスなど、それ以外でもおもちゃに費やす金額は結構莫大。それならば、そのお金を子どもの成長へと繋がる教具に費やすべき。」というもの。中には、「1週間に費やすコーヒー代を節約して、教具を買うべき。」などといかにもアメリカらしい意見もあります(笑)。
そしてもう一方の意見は、「教具は最低限で良い」というもの。中には、「棚・子供用のテーブル・椅子・絨毯さえあれば、それ以外のものは家にあるものでまかなえる」との心強い意見も!確かに日常生活の練習などは家庭にあるもので十分に対応が出来ますし、教具がなければ、家庭でモンテッソーリ教育が実践できないかと云うとまったくそんなことはありません。
特に、Montessori Print Shopでは感覚教具ですらも代用できるものがPDF形式で入手でき、値段もお手ごろなので、家庭で実践するにはとてもおススメです。他にも無料でダウンロードできるページも海外サイトには多いので、暇を見ては検索の旅に出かける母です^^;
ついつい教具ばかりに目が行きがちですが、教師養成講座のチューターによると、「モンテッソーリ教育の真髄は生き方そのもの。思いやりの心、自立、責任感、環境や文化への意識、好奇心、自然への感謝」などなど。すべては挙げきれないほど、モンテッソーリの哲学は奥が深いと言います。子どもの可能性を無限大にするためのお手伝いとして教具が存在する訳で、決して教具が中心にモンテッソーリ教育が成されているという訳ではないということ。なんだか、ちょっぴり忘れかけていた目的を思い出させてもらったような気がします。
・・・けど。
触れてみたい教具。
結果は如何に・・・!?(汗)
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