子どもの無理難題にどう応える!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

先日書いた「母の苦悩・・・。これって秩序の敏感期!?」のその後です。

この時の苦悩を受講中のモンテッソーリ教師養成講座のチューターへと相談しました。カナダで外に洗濯物を干す習慣があるかどうかは別として、モンテッソーリ的にはどのような考え方をするのか・・・。とても興味がありました。

その結果、以下のような返信をいただきました。

○2歳という年齢は順序や習慣などを厳密に守りたいという秩序の敏感期の真っ最中であること。娘の場合、洗濯物が風の中に飛ばされてしまうという恐怖心を抱いている様子。
○なぜ、外に洗濯物を干すのかという理由を伝えると同時に娘の気持ちや不安を認め話し合うこと。
○娘の不安などを親が言葉にしてあげることで、娘は気持ちが安らぐ可能性あり。
○近所の家にも洗濯物が干してあることを見せてあげる。
○また、風が吹き地面に落ちてしまった場合、どのようにママが対処するのか教えてあげる。
○娘に洗濯物を干させたり、取り込ませてあげる。
○実験として、古いタオルなど2、3日間干しておいて、その後飛ばされていなかったことを見せてあげる。

などなど。
たくさんのアドバイスをいただきました。

そして、日曜日の今日。
案の定、朝から娘の「せんたくもの、とって」攻撃はスタート。
最初は、「うん、乾いたら取ろうね。」などと軽く受け流していましたが、気が付くとまたもや目に涙を溜め、訴えています。

早速チューターからいただいたアドバイスの通り、実行してみました。実は、以前も洗濯物をなぜ干すのか、洗濯バサミが付いていれば飛ばされないなど、実際に見せたのですが、その時はまったく効果なし。

ということで、今回はまず彼女の不安な気持ちを受け止めることからスタートしました。この年齢の子はまだ自分の言いたいことがきちんと言葉で説明できないため、ママが理解したよということをしっかりと伝えてあげることが大事とのこと。説明できないもどかしさから、かんしゃくを起こしたり体全体で伝えるしかないというのです。

すると、どうやら受け止めてもらえたことで少しは気持ちが収まった様子。その後、抱っこをしながら「そうだよね。洗濯物が飛んじゃったら困るよね。」「分かるよ、不安だよね。」などと声かけをしてみると、一気に落ち着いた様子。ビックリしました。

子どもが無理難題を押し付けて来たとき、「子どもの要求を聞いてあげる」ことができなくても、「子どもの声を聞いてあげる」。これは、必要なことだと痛感しました。

ちょっぴり機嫌を直した娘。ただいま、パパとお散歩中^^
母は、洗濯物がなびく中、一人紅茶をいただきながら、PCタイムです(笑)。

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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