「あけ移し」の際の小布巾の存在。 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

前回、前々回と日常生活の練習の「あけ移しが書くことへの準備となる!?」に続き、第三弾です。

水を注ぐというお仕事を初めて映像で見たとき、一つ気になったものがありました。小さな正方形の白いものがあったのです。後から知ったのですが、どうやらそれは「小布巾」と呼ばれているようです。小さな布巾だから小布巾。なんとも可愛らしいネーミングですね(^∇^)

その映像では、水を注ぎ終わると常にピッチャーの注ぎ口を先生が丁寧に拭いて提示されている姿がとても印象的でした。各クラスに1つしかない場合が多いという用具や教具。次に使う人のことを考え、きちんと自分で元の状態に完全に戻しておく。そうすることで、次の人は気持ちよくお仕事を出来る。なんだか、社会に出てから必要なことが、こんな小さな幼児期から実践されていると知り、驚きました。

モンテッソーリの日常生活の練習には5分野があり、その1つが「社会的なふるまい」というもののようですが、まさしくこんな所にも細かな配慮が感じられ、子どもたちはこのような日常の経験を積んでいく事で、人への思いやり/配慮を学んでいくのだと実感しました。

話しは逸れますが、私の親友と呼べる友人は元同僚。親友というと通常、学生時代の友達などが多いかと思いますが、なぜか私の場合は職場で得ました。私が彼女の何処に惹かれたかというと(笑)、まさしく「一緒に気持ちよく働ける配慮」が人一倍長けていたからではないかと思います。そして、それは同時に私自身には足りない部分。なので、そんな彼女がとても魅力的で魅力的で、結果彼女も私の想いを受け入れてくれた、今みたいな関係になれたのではないかと思っています(って、まるで恋話だな、こりゃ。^^;)

彼女が幼児期モンテッソーリ園で過ごしたかどうかは分かりませんが(笑)、こんな他人に対する思いやりを動作/行動を通じて体得していく。「思いやり」という言葉が先にあるのではなく、様々な動作の形が「思いやり」に繋がっているのだと実感した瞬間でした。

人生やり直せるなら、母がモンテ園に通いたいです^^;

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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