我が家にはとっても素敵なピンクタワーがあります(笑)。
ピンクタワーとはモンテッソーリの教育五分野の中の「感覚教育」の教具の一つ。1辺が1㎝から10㎝までの10個の木製立方体です。
このピンクタワー。
見た目的にも美しいし、積み立てることも好きだし、何よりもピンク好きの娘が喜ぶのではと母は飛びつきました。
が・・・。
「こうやって積み立てて行くんだよ。」
とシンプルであろう提示を行っても、娘はまったくの無視。
気がつくと、階段だと言って横に並べ、その上にお人形を置いていくという始末。
それ以来、ピンクタワーはピンクタワーではなく「かいだん」という名で最近まで娘には呼ばれていました。
しかし、「モンテッソーリ教育に学ぶ子どもの見方」で初めて提示を見たとき、閉口しました。あれほどシンプルに見えたピンクタワーの提示。実際は、教具棚から取り出し運ぶ際の持ち方、マットの上で置く位置、そして園児への声の掛け方。すべてにおいて、私が想像していた提示とはまったく別物でした。
それよりもいくら見た目が素敵だといっていきなり感覚教具から与えたことにそもそも間違いがあったと初めて気付く始末。まずは日常生活の練習で用具をしっかりと持つことを覚え、ある程度手先が自由に使えるようになった状態で感覚教具へと移るものだというこのつながりを意識しなければならないということ。見よう見まねだけでモンテッソーリの教具には決して触ってはいけないということを痛感しました。
「教具」ではなく単なる「おもちゃ」となってしまった我が家のピンクタワー。
反省です・・・。
「モンテッソーリ教育は先へ先へとつながっている」ということを意識し、まずはその体系をしっかり身体で覚えること。我が家の教具の出番は、まだまだ先になりそうです^^;
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