今年もジクサー150での下道ロングツーリングを検討しています。
いつも北と西の2方面の行先を計画して、ツーリング期間の天気予報によってどちら方面に行くか決めております。西方面の場合、途中でフェリーに乗ろううと思っていました。料金を調べているうちに本四連絡橋でETC割引を使うとフェリーの半額以下の料金になることに気が付きました。また到着時間も速くなり下道でも1日で四国まで行けます。
ジクサー150にはETCは付けない予定でしたが、これなら連絡橋に1回乗るだけでETC装置の元が取れるので、さっそくフリマで買ってみました。
さて、既にジクサー150に多くの電子機器を搭載しているのでもう取り付ける場所がほとんどありません。さてどうやってジクサー150に取り付けるかな。また防水と振動対策も考えないといけません。
イプサム240iにETCを取り付けた時は、本体装置を助手席に置いたまま某店でセットアップのみしてもらい、後日自分で本体を小物入れの中へ、アンテナをダッシュボードの内側(メータの上部)に設置しました。その経験から、ETC設置にはアンテナの向きと場所がキモなのはわかっています。
このETC装置のマニュアルを読むと、アンテナ設置は水平から20度以内かあ。またこのアンテナ、フロントガラス取付専用(ダッシュボードの上に置けない)なんだよなあ。ジクサー150につけているスクリーンの傾斜は70度ぐらいなのでそのままでは取り付けられないし、メータの上に置けない。失敗したなあ。
しかたないので3Dプリンタで以下のようなマウンタを作りました。
作った時の記事はこちら。
これをスクリーンに取り付けます(メーター上の部分についています)。
ETC装置本体の方は、少し大きいですが使わなくなったランニング用スマホ防水ケースの中に入れて、シート下に収めることにしました。シート下のスペースを吟味したところ、ここなら入ることがわかりました。
電気配線についてはできる限り短くカットし、以前、車体側に1系統を予備に作り出しておいたのでそこに接続するだけとなりました。アンテナ線は長いまま(3.5m)です。
<解説付き写真>
ETC装置本体をここに設置した代償として車載工具がどうしても入らなくなりました。こちらの収納場所は後でまた考えますがとりあえずトップボックスに入れておきます。
取付完了し、通電もOKでしたので早速走行テストしたかったのですが、イプサムの雨漏り修理の方が先でしたので後日テストすることにします。
調べてみたところ、バイクでETCのゲートが開かなかった時は止まらずにゲートの中央の隙間から抜けでて、後日連絡して支払えばいいようですね。
これなら安心してETCゲートに突っ込むことができます。
イプサムではアンテナをダッシュボードの中に入れても大丈夫でした。今回はABS樹脂カバーの中に入れ、さらにスクリーンがあることになりますが多分大丈夫だと思っています。