天気が良さそうなのでジクサー150で日帰り長距離ツーリングに行ってきました。
有料道路利用は西湘バイパスを片道使ったのみなのでほぼ下道ツーリングです。
今回の目的は酷道152号線の走破、および秘境駅小和田駅の探検です。
JR小和田駅から茅野あたりまでの間で観光し、そこまでの往復は一気に行きます。
途中がけ崩れで通れず、その部分を迂回したので予定より距離が増えてしまい、総走行距離は約680kmになってしまいました。
さて秘境駅小和田駅に向けて、地図の下から×(赤文字)まで進んでいきましたがそこでがけ崩れで通行止め。人は足場を組んだ階段があるのでそこを通れますが、人以外はまったく通るスペースがありません。そこからのう回はどちら回りでも60kmほどあります。次の機会はないなと考え頑張って上回りで2時間迂回しました。このう回路もまた酷道でしてそれもとても長いです。なかなか着かないので途中で嫌になってきました。
別にもいろいろあって結局3時間のロスがあり、自宅6時で帰ってきたのは深夜12時半でした。それでは写真を見ながら振り返ってみます。
1.出発
自宅を6時に出ました。2時間ほどでいつもの「道の駅富士」に到着。休憩。
2. JR小和田駅
次にJR小和田駅の上にある林道の小和田駅への降り口まで一気に走行していきます
。掛川バイパスが混んでいたらいやだなと思っていましたが、この日はどこもスムーズに流れました。
そして酷道152号線から離れ、かなり路面の悪い林道を上がって行ったところ、上で説明した×の所に到着(11時前)。こんな状況になっていました。
休工中だったので通れないかなと見てみましたが、ダメですね。迂回することにしました。そういえば、この林道上で小鹿に遭遇しました。
3.青崩峠
JR小和田駅探検後に寄る予定だった青崩峠に先に寄ることにしました。
ここで失敗しました。道標をよく見るべきでした。
青崩峠まで5分と書いてあります。そして左手には降りる階段があり、右手に登る階段があります。峠なのでてっきりここよりも上だと思って右手の階段を登り始めました。上り始め、そろそろ5分かなと思っても峠らしきものは見当たりません。俺よりもっと足が速い人向けの時間なのかなともう少し進むが階段はまだまだ続く。
おかしいな。事前に調べた情報だと峠には休むところがあるはずなのに。
しかななくまだまだ上ります。ようやく休憩所らしきところに到着しましたが峠に見えません。展望もありません。でもまだ登る階段が先があります。おかしいなとまたまた登ります。その後、親子の鹿に遭遇しました。そして結局上の尾根まで出ました。そこも峠ではありません。やっと違うことに気がついて戻ることにしました。下りながら道を間違えたかなといろいろ見てみたけど間違えてはいないようです。結局往復1時間かかってしまいました。帰ってから調べたら標高差300mも登っていました。早く気がつけよな。
で戻ってから看板を見直してみると、左向きの矢印があり、下りていく方向だったんですよ。がく。5分ぐらいなので行ってみました。こちらはほとんど平ですね。
ここでようやく昼食を食べました。
4. JR小和田駅(再)
青崩峠をあとにし延々と迂回し、14時ごろJR小和田駅への降り口に到着しました。もともとの到着予定より3時間近くも遅くなりました。2.8km 43分かあ。ふーん(別に驚いてはいません)。探検する時間を入れても往復2時間だろうと杖を借りて早速進みます。
ちなみにここから一旦天竜川河原付近まで降ります。その高低差は350mあり、下りが撮影しながらミゼットまで30分、登りが撮影しながら休みなしでミゼットから42分でした。
#私の山登りは通常の人より早いです。
通路が壊れているようで迂回するようになっていました。
杖をお借りしているので熊やイノシシが襲ってきたらこれで戦おうと思いながら進みます。
ミゼットは合計3台あったかな。
レジです。
JR小和田駅に到着しました。鉄オタがいるかと思ったのですが誰もいませんでした。
空気が淀んでいたので大変暑かったです。立っているだけで汗ダラダラ。
電車も来ないし一通り見てすぐ退散。
カブはどこかにもう1台あったような。
廃屋の中をのぞき見してみました。
川沿いのミゼット
一通り探検を終え戻り始めます。天竜川沿いなので日陰は涼しい。
この橋はまだ大丈夫そうです。
SUZUKIのバイクもありました。ここから50m以内にももう一台あるんですよ。近いけど急斜面で近寄れない。
ようやく降り口まで戻ってきました。この時点で当初の計画より3時間ほど遅れています。
ここから天竜川沿いの道に戻る林道上でタヌキがでてきました。その後ろを同じ速度で100mぐらい追いかけて走りました(笑)。またどこかでサルを見かけたけどどこだったか、うっー、場所が思い出せない。
5. 下栗の里
下栗の里へは152号線から林道(ここも酷道)に入り登っていきますが、この道、思ったより対向車があるので気を付けないといけません。30分ぐらい登っってビューポイントにつきましたが、草木が多く何も見えませんでした。ここは夏には来てはいけないところだと思います。
下栗の里までのピストンで思ったより時間がかかってしまったので、御池山隕石クレーターはもっと時間がかかってしまいそうなのでパス、また地蔵峠(南側、北側)もパスしました。酷道152号線を日がでているうちに走り切りたいので、今日の後の行程は基本走るだけとします。
しかし峠の走行中、寒くなってきました。途中道路わきの温度計で21度のところがありました。この温度以下だと今日の格好(フルメッシュジャケット+ポロシャツ+シャツ)では寒い。防寒具はヤッケしか持っていなかったので、中に着込みました。
猛暑日でも山に行く場合は防寒具が必要ですね。改めて思いました。
6. 分杭峠
ようやく次の目的としていた場所、分杭峠に到着。ここは何の名所だかは知りません。もう薄暗いです(19時前後)。人がいない割にはトイレ等立派な設備があります。しかしなぜか入れない。ここまで送迎バスがあるみたいだな。不思議に思って通り過ぎて行った。そして下の村の送迎バス乗り場を見た時に思い出しました。ここ、テレビ番組でパワースポットとして紹介されていた所だ。地磁気がゼロになるところだったっけ?
薄暗いし、あまりパワースポットというのを信じていないので、またの機会でいいかとそのまま進むことにしました。
7. 茅野
小和田駅を離れてからずっとコンビニを探していたのですが見つからず、ようやく茅野のコンビニに入る。ずっと走っていて給水していなかったのでのどがカラカラです。コーラと甘いものでリフレッシュです。
8.甲府
今日は満タン給油後おそらく約700km走ることになる。このまま走り切れるか心配になってきたので、甲府で2Lだけ給油しました。
またもう21時近いのでマクドナルドで夕食をとりました。倍ビックマックセット。
あとは休憩なしノンストップで帰りました。
最後に相模川に近いガソリンスタンドに寄り給油(9.7L)。ということは今日の給油量合計は11.7L。前回の給油後の走行距離は677.4kmだったので今回の燃費は58.0km/Lでした。ちなみに今日の走行距離は約680kmになります。
瞬間燃費計で燃料消費量を管理しているので、かなり正確なガソリン残量はわかっています。無理すれば無給油は可能でしたが、無理しても仕方ないですからね。
今回680km走ったにも関わらず、体で痛くなったところはありませんでした。
比較的目が乾きやすいですがシールドをずっと閉じていたせいか今日は大丈夫でした。今日は既に標高差700mぐらいを歩いて往復していますが不思議とまだ走れる感じでした。ここ1週間はランニングをしなかったので体力が余っていたのかも知れません。
結構虫が多く、シールドにびっしり死骸がつきました。今回シールドクリーナーを持参していたので助かりました。