経営理念の確立

 

「経営理念」とは端的に言えば、経営トップとしての経営哲学や信念に基づき、経営上の根本となる活動方針を明文化したものです。

経営上の諸活動は「経営理念の具現化」です。

従って、経営理念を経営の全てに反映させることが継続的繁栄の核となります。

日々の仕事の中に自店の経営理念を色濃く反映させるためには、以下の諸項目に対して「経営の理念を色濃く反映させる」。ここが肝心です。

 

●「人材育成」、

●「給料規定」、

●「服務規程」。

●「就業規則」、

●「商品政策」、

●「顧客開発」。

●「財務戦略」

●「店の将来像」、

これらについて経営理念を表現しなければなりません。

これらを整備することによって経営に対しての取組み方の支柱が出来て目的意識も明確になり、日々の仕事が一層楽しくなります。 

例えば、弊社の経営理念の支柱は、「人を大切にする」となっています。

そうであれば「人材育成」に関して言えば、その「理念の具現化」としての諸対応が必要となります。ここが無ければ、それは単なる「空念仏」です。

 

  ここで弊社の「人材育成」に関する諸行動について、ご覧になれば理解して頂けると存じますが。以下のようなことを実践しています。

 

◎ 採用が決定すれば、「経営の理念・服務規程・就業規則・給与規定・人材育成プログラム」を本人宛に郵送して、周囲の関係する人達の納得と理解を深めます。

 

◎ また、弊社では未成年のインターン生に関しては、年三回、「進捗状況通信簿」を親元に届けて現在の状況をお知らせします。これは「しっかり頑張っているだろうか」と案じて折られる父兄の心配と期待があります。

これに応えるのが「経営理念の具現化」の一例です。

 

◎ また、「高利益を挙げる経営」、つまり「儲かる経営」を推進する狙いは、新人がヘアビジネスの魅力を理解し、「夢実現の動機づけ」として推進することになります。

   

これらの全ては、「人を大切にする」という「経営理念の具現化」です。