2,不健康では顧客満足は実現できない!
もう一つ、接客者にとっては、対応への制約条件があります。
それは「健康」と「身だしなみ」への配慮です。 医者や看護師、そしてヘアビジネスやエスティに従事する人には、極めて厳しいレベルのチェック基準が設けられています。
その理由は何か? 顧客に対して極めて身近に接する・触れるという仕事上の特性からです。従って不健康な状態では、顧客にとって気持ちの良いサービスの受容は出来ないのです。
朝礼の場で服務基準に基づいた、服装チェック・身だしなみのチェック・健康チェックの徹底を図る目的は、ここにあります。
特に、口臭は厳禁です。休日を除いて次の食物はダブーです。
●にんにく料理。●モツ料理。●らっきょ。●香りの強いガム。●香りの強い飴。
これらが禁じられる理由は、相手の人を極めて不快な気分にさせるかせです。
このようなチェック基準をパス出来ない場合は、その日は顧客接点に立てないと共に、減給というペナルティーが科せられます。
これは、ヘアビジネスにとっては「当たり前のこと」です。
商売繁盛の秘訣について、経営の神様・松下幸之助翁の格言があります。
「当たり前のことを当たり前に、但し徹底的にやれ」。
この格言こそが、まさしく繁盛店づくりの鍵です。
ここで皆さん、自分の眼で他店の状況を外側から観察してみましょう。
当たり前のことを当たり前にやっていないサロンの特徴が見えてきます。
●センスがなく、清潔さも感ないコスチュム。
●薄汚く見えるサインポール。
●季節感のない告知物。
このようなサロンを見かけますが、みるからに活気を感じません。
ところが、当事者はその事に気づいていないのです。気づいていないから、このようになっているのです。
顧客増加は、一流店になる能力を備えたサロンの証しです。
しかし、顧客増加は一流店に向っての過程であって、一流店ではありません。
一流店の証明とは。
●その職場の従業員の一人ひとりが、
この職場で働くことに誇りを持っていること。
●顧客が、そのサロンの顧客であることに、
誇りを持っていること。
この二点を挙げます。
一流とは、経営体の規模や従業員の数、又は売上の高さで測られるものではありません。
このように職場の全員が、この職場で働くことに誇りを持っていることであり、
顧客が、そのサロンの顧客であることに、誇りを持っていること。これこそが一流サロンの証明です。