経営の基本・

6, 戦略的経営。

 

全ての経営に対して言えることは、短期的な利益ならば運や小手先のテクニックでも達成することが出来る。しかし、長期にわたる継続的な発展は、運やテクニックではなく「戦略が必要」です。

 

効果的な経営を実現ための重要度では、戦略と戦術では「2対1の割合で戦略が重要」になります。これは「戦略が間違っていたら、戦術では修正できない」ということを意味します。

 

テクニック(戦術)は、一見すると魅力的に見えるので、ついつい翻弄されてしまうのです。

逆に、戦略は「目に見えない部分」ですから掴みどころがありません。だから多くの人が見逃すわけです。

 

戦略が「総合的」な事だとしたら、戦術は「部分的」な事です。目先のテクニックに捉われた経営の実態は、戦術(テクニック)の一部を取り出して、「これが経営だ! 」と思い込んでいるようなものです。