ようこそ、
ブルーフォレストのムッシュガーデンへ。
北国ワイルドガーデン目指して
4年目の春です。
前回までのあらすじ
突如ムッシュガーデンに降臨したエル様。
久々の再会を喜んだのもつかの間、
どちらがカステラの金箔を食べるかで
熾烈な争いが勃発。
先行き不安なエル様のバカンスであった・・・
気を取り直して…
ごきゅごきゅ
コクコク
「ふう~」
🐩「ふう~」
🐩「まあ、過ぎたことは水に流しましょうですわ。
ワタクシほどになりますと、
金粉など食べ飽きてますの。
ほんの冗談ですわ。」
「そうであろうの。
我も少々遊び過ぎてしまったようじゃ。
金粉など、もう1000年ほど前に食べ飽きとるわい。」
「わはははは」
🐩「うふふふふ」
どうやってカステラ問題は解決したのだろう。
それは誰も由はない・・・
モロ美・エル様が巡るムッシュガーデン
「さて、気を取り直して、
オリエンタルポピーを見に行こうではないか。」
🐩「ええ。お願いするわ。」
🐩「近くで見ると大きいわねぇ」
「普通のポピーとはスケールが違うよの。
丈も1mほどあるからのう。」
🐩「見て見て。
ワタクシの顔と同じくらいの大きさですわ。」
🐩「あら?
これよりも、ワタクシなら
あそこのポピーの葉っぱに乗れるかもしれなくってよ」
🐩「ほら!乗れたわ!」
「どれどれ。
おお良い感じではないか。」
パシャリ⭐
🐩「あら?ワタクシ、
あそこの塀にも乗れるかもですわ。」
🐩「あら、リーフがあげた紅日輪も
キレイに咲いたわね。」
シュタッ(←今回カメラ係の下僕ガーデン主)
ここから見る緑田越しの岩木山は最高じゃぞ。
そのうち見られるじゃろう。」
「さて、他もぐるっと回ってみようかの。」
🐩「いいわね。」
ムッシュがここだけ避けて草刈りしておった。
ムッシュは時々、頭がおかしいのでな。
まあ、そのうち慣れるて。」
「夏花壇では、今、
バラが最盛期を迎えておるぞ!」
「ボーダー花壇が終わると、
この先は特に見物はなくなるのじゃが、
エルはいつまでいるのじゃ?」
🐩「そうねえ。
オリポピと写真を撮る目的は果たしてしまったけれど、
涼しいから、夏いっぱいはここで過ごすことにしますわ。
梅雨もないし、ワタクシのアフロも快適ですわ。」