6月20日21日と京都・本願寺(西本願寺)に住職補任式に総代さんと一緒に行って来ました。
全国から新住職さん、中々補任式に来れなかった住職さん達が70名とそれぞれの寺院の総代さんが集まっての任命式でした。
補任式は1泊2日で、1日目は住職・総代さん別々の講義・合同講義、2日目は住職補任式をうけました。
「たぶん私が最年長だなぁ」と思いきや私より先輩も多くの参加でした。
さすがに大学時代や伝道院の同期は誰もいませんでした。
宿泊は4名の新住職と同部屋でした。
初めての人と同室ですが、たまたま私より先輩の新住職さんが隣のベットでお話をしました。
滋賀県の新住職さん、元高校教師(大阪の高校)の60歳の新住職さん、お兄さんの急逝で、急きょの就任との事でした。
現在の学校や生徒、父兄の話、お寺の話、震災ボランティアの話などなど・・・色々お話をしました。
2日目の晨朝(朝のお勤め)、朝食の後、いよいよ補任式です。
会場の御堂に集合・式次第の説明があり、本番へ(静かに待ちます)
それぞれ新住職が名前を呼ばれると、総代長と二人でご門主(宗派のトップ)の前に出て、「住職に命ずる」という任命証を受け取ります。
35年の僧侶生活でご門主とこんな近い距離になるのは初めてです。
ご門主、総長、総局、新住職、総代と記念撮影です。
そして国宝「白書院」鴻の間へ移動して「祝膳」をいただきました。
鴻の間の雅やかな佇まいの中での食事は格別です。
撮影禁止なのでお膳だけです。
補任式を終えて総代さんと記念に一枚です。
これから気持ちを新たにいっそう精進したいと思います。