●何頭身かによって、ワンコの印象が変わります

こんにちは
ワンコあみぐるみアーティストの眞道美恵子です。

銀座と吉祥寺で
愛犬のあみぐるみ教室「もんぱぴ」主宰
オーダー制作も承っております

「抱っこしたくなるあみぐるみワンコ」がお手元に届いて、作り始めました~とメッセージをいただいています。

楽しみながら作っていただいている様子をお知らせくださり、ありがとうございます^^

じっさいに作り始めると、疑問に思われることも出てきます

「全体のバランスをとるのが難しいです。」

「どこからが頭か、体か、境目が決めにくいです。」

そんなお声を、数名の方からお寄せいただきました。

今日は一つの犬種の説明というより、全体のバランスとワンコの印象についてご説明しますね。

まずは、人間の赤ちゃんでご説明します。

赤ちゃんが可愛いバランスは、頭が大きくてお目めがクリっとしていること。

3~4頭身くらいで、丸いシルエットですね。

あみぐるみワンコでの代表はこちら♪



正面からみて、頭の1.5倍くらいが体の長さになります。

頭の編み図は他と変わらないのですが、立ちポーズのため、顔が大きくみえます。

そして顔のバランス

目の位置が顔の半分くらい。

目と鼻の位置が近いのも、かわいらしく見えるポイントです。

顔の編み方は全く同じでも、トイプードルのお座りポーズはもう少し大人っぽい印象が



顔と体のバランスは、写真で見ると1:2くらいですが、実物は1:2.5くらいかもしれません。

顔の輪郭は縦長に

目の位置はほぼ真ん中ですが、鼻の位置と少し離れています。

このお座りポーズのトイプードルがちょっと大人っぽくみえるのは、このためです。

おすわりポーズで、もっと仔犬っぽく、可愛らしい印象にしたい場合は、このバランスを変えていくといいですよ^^

頭周りの植毛を長くして、頭を大きく

頭の形を横に丸い印象に。

目と鼻の位置を近づけてみてくださいね。

同じ編み図で、ワンちゃんの仕上がりに違いがでるのは、こうしたバランスが関係してきます。



シュナウザーなら、目と鼻の位置がもっと離れます。

マルチーズは、耳やマズルの毛で顔の形が横長に見えるようになっています。

トイプードルと同じ土台でも、丸いかおに、目鼻の位置が近いため、印象が変わってきます。

植え込みの毛を短くして、頭のバランスをもっと小さく感じるように作ると、違うワンちゃんが出来上がってきます。

スタンダードプードルや、ベドリントンテリア、親子の編み分けなどに応用してみてくださいね。

いろいろなワンコ作りが楽しめます

可愛いあみぐるみ作りの、ヒントになったら嬉しいです^^

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