この記事は2020年のWDW旅行記です。
COVID-19による渡航制限等が実施される以前の情報になりますので
あらかじめご了承ください。
今回はあまり訪れていなかった2大王国がメインの日です!
河の光には触れません
旅はアジアの爆走特急から
いつものようにフードコートでの朝食を済ませて、今日はスカイライナーではなくバス乗り場へ!
スカイライナーができたとはいえバス移動でないと行くことのできないパークもあったり、直接移動できる強みがあったりとまだまだバス移動も主流なWDWでした(2020年当時)
ミッキーのラッピングバス!
地味に苦しめられる機会の多いバスですが、実はラッピングの種類が結構あるので楽しむ余裕があるときはこういったところを見てみるのもよいかもしれません。
とはいっても、大体はめちゃめちゃ急いでるときか夜の疲れ切った時に使うことが多いのですが…
アニマルキングダムに到着すると、開園前にエントランスの少し先のエリアまで先に行くことができました。
WDWのパーク…というか東京以外のディズニーパークはエントランスに大勢の人が待機できるスペースがない場合がほとんどなので、一定まで人数が増えてくると割と早い段階からパークの一部を開放してくれます。
たいていの人がアバターのエリアであるパンドラの入り口付近に向かう中アジアエリアの前で開園まで待機。
目的地はもちろんエクスペディションエベレストです!
実は開園してすぐのFPも取得しているのですが、家族も含めて大好きなライドなので開園直後から向かってループをするという作戦です!
しかし訪れるたびにアニマルキングダムの景観にはうっとりしてしまうぐらい素晴らしい…
どこを切り取っても絵になるし、そこに動物たちが溶け込んでいるのが本当にすごい。
本当に全部作り物か???
アジアエリアを進んでいくとひときわ目立つ雪山が見えてきます!
開園待ちを同じところでしていた人たちが全員そこに向かうのでは?と思っていたのですが、意外と分散していたようで向かう人はだいぶまばら。これなら結構ループできそうですね!
エクスペディションエベレストのエントランスは意外と地味な感じで、大規模なアトラクションというよりは周りの景観に合わせたデザインになっていてこれまた素晴らしい。
比較的規模の大きなライドのため、キューも結構広め。
ただ、そこでもイマジニアが現地の取材で入手した実物品が展示されていたり、さながらエベレスト博物館のようです。
WDWに来る1週間くらい前に大阪の万博記念公園にある国立民族学博物館に行っていたのですが、そこで見た展示のものとかなり近いものがあって「あ、これ本当に本物もあるんだな…」と実感させられてしまったくらいここのプロップのパワーがすごい。
ライド自体も大きめのコースターライドで、途中バックドロップしたりと個人的にかなり好きなライドです。
東京にもこのくらいの規模のライドが一つくらいは欲しいよなあ…
結局FP+も使用して3回ループしました。
次のFPがパンドラの問題児ナビリバージャーニーだったのですぐにパンドラまで移動。
まあええわしに行く
— Mono (@MonosonoM) March 9, 2020
もともとアニマルキングダム自体がめちゃめちゃ広いうえに移動手段がほぼ徒歩しかないため、移動は結構ハードです。
10~15分くらい歩いてパンドラのエリアに到着。
ナビリバージャーニーはここのさらに奥地の結構わかりづらいところにエントランスがあります。
内容に関しては…何も問題の起こらないセンター・オブ・ジ・アースをボートライド化した感じ。
正直内容をわかって乗っていればそこまで悪い評価にはならないかなーと個人的には思うのですが、いかんせん待ち時間が延びがちなので、比例して期待値も上がってしまうのが問題だよなあとも思います。
このあとはまた10分程徒歩で移動して今度はアフリカエリアへ。
ここにはアニマルキングダムを象徴するアトラクションであるキリマンジャロサファリがあります。
サファリトラックに乗って本当に生きている動物たちを間近に見ることができるライドで、少し前にナイトサファリが追加されて夜行性の動物たちが動き回っている姿を観察しやすくなりました。
開園時間中常に運営はされているライドですが、ほとんどの動物は日中あまり動き回らないので朝の早めの時間帯かナイトサファリを狙わないとあまり動物たちを見ることができなかったりします。
ナイトサファリは体験できていないので実際どうなのかはわかりませんが…
サファリを終えたところでいったん休憩を。
この日は3月にも関わらず28度越えとほぼ夏で、日差しもかなり強かったため結構しんどいぐらいの暑さでした。
そんな中で食べたこのアイス。確かエベレストの近くで購入したものだったと思うのですが、これがWDWで食べたソフトクリームの中で頭一つ抜けて美味しかった!
バニラとチョコのミックスだったのですが、ミルクとミルクチョコレートという表現の方が正しいくらいミルクの味がとても強くて濃厚ですごくおいしかったです。次にWDWに行くときも絶対食べたいと思うものがまた増えてしまった…
キャラクターたちに会いに行こう
ここでグリーティングをしたい私と先にマジックキングダムに向かいたい家族とで別行動をすることにしました。
というわけで、駆け足でダイノランドのグリーティングを回っていきます。
まずはチップとデール!
この衣装はずるい。こんなのかわいいじゃん。と、会うたびに思ってしまう。最高である。
恐竜モチーフ衣装で着ぐるみにして俺たちが本物のリスザウルスだぜ!!!って本当にやりそう感が良い。解釈一致。
次に会いに行ったのはデイジー!
ダイノランドではダイノバッシュという恐竜が家鴨の先祖だったということをドナルドが発見したことをお祝いする(?)イベントが開催されていて、デイジーはそのお祝いのデザイナーをしています!
というわけで後ろのボードには衣装のデザイン案がびっしりと。
ちなみに今回ドナルドとグーフィーのグリーティングは時間の関係でいけませんでした。残念!
一応前回の旅行ではドナルドとグーフィーにも会えているのでまあ…よいでしょう…
次はグリーティングではなく、ショーを鑑賞するために近くにあるシアターへ!
ハンガーステージに来い
これまた大好きなファインディングニモ・ザ・ミュージカルを鑑賞します!
正直映画作品としてのニモがそこまで大好き!!というわけではないのですが、あの内容をミュージカルにして時間も35分ほどに詰め込んであそこまでエモーショナルで感動できるショーにできるのは本当にすごい。
楽曲はアナと雪の女王の曲も手掛けたロペス夫妻で、この曲たちがめちゃめちゃ良いです。
メインの曲はEPCOTのニモのアトラクションにも流用されています。シーライダーにも持ってきてくれればよかったのに…
パペットを使ったショーなのですが、だから子供向けかというと全くそんなことはなく、パペットで演技をしつつも演者さんもしっかりと自分自身の演技もしているし、生歌の気持ちの乗せ方や歌い方もめちゃめちゃ良いという…
現在(2022年)はコロナ禍の休止からリニューアルを経て復活しましたが、元のショーからさらにコンパクトになってはしょられる部分が増えてしまってなんだかなーという印象。
ただ、あの尺なら東京にも持ってこれるんじゃないかという長さなのでぜひ東京にください。
ニモミュージカル見たよ pic.twitter.com/eqJTLnAsao
— Mono (@MonosonoM) March 9, 2020
そのあとはまたグリーティングへ!
前回来た時に唯一会えなかったキャラクターがいるので、彼が来てくれることを祈りながら待つこと15分…
やっと会えた!ダックテイルズ仕様のスクルージおじさん!!
前回訪問時はランチパッドピンでのグリーティングだったので、1年越しにようやく会うことができました。
いつか甥っ子たちにも会えるといいな。
魔法の方の王国へ
グリーティングを堪能した後はバスを使ってマジックキングダムに移動します。
実はマジックキングダム⇆アニマルキングダム間はもっとも距離が離れているパークで、順当に行っても移動に1時間近くかかってしまいます。
そのあとの予定が詰まっていたわけではないのでそこまで問題はなかったものの、なんとなく時間がもったいないなーと思いながらバスを待ってマジックキングダムに移動しました。
マジックキングダムに到着すると、家族から「ターキーを買ってピノキオのレストランに集合!」と指令が入っていたのでまずはでかいターキーを購入。
でかいターキー。とても大きい。
無事購入してレストランに向かうと、レストランの中で新たな発見が!
レストランの座席からの眺め
なんとピノキオのレストランの一角がガラス張りになっていて、そこから隣にあるイッツ・ア・スモールワールドの乗り場が見えるようになっているのです。
このレストラン自体にも、もちろんイッツアスモールワールドにも乗ったことがあったはずなのに全く知らなかった…
やはりまだまだ知らないことが多いことを思い知らされました。早くまた行きたいですねえ…
軽食と休憩を終えて次に向かったのはトゥモローランド!
今はもうここにしかないアトラクションを体験します。
カルーセル・オブ・プログレス!これは言わずと知れたイッツアスモールワールドと同期のニューヨーク万博向けアトラクションの移設版です。
1964年のニューヨーク万博以降も少しずつ未来のアップデートが進められていて、現代とかなり近くはなっているものの未来の生活を提示してくれているアトラクションです。
これも曲が素晴らしい!これもイッツアスモールワールドと同じくシャーマン兄弟が作った曲が使われていて、ウォルトの概念をうたったような歌詞が本当に良い。
回転式のシアターで回転率もよく、正直あまり一般層からの指示が厚いものではないためかなり気軽に入れます。
休憩にもおすすめ。WDWに来たら一度は絶対に行きます。
魔法の後半はショーたちとともに
そのあとは実は取得していたセブンドワーフマイントレインに乗ってから停止ありの参加型パレード
Move it! Shake it! Mousekedance it!を見るためにメインストリートUSAへ。
スタバとお城と青い空が良く映える
途中でスタバに寄って少し前にドナルドの停止位置でスタンバイ。
ライブハウス後方腕組彼氏面のような立ち位置で柵にもたれかかって待っていると…
きた!!!と思いきや普通に通過していくフロートたち。
そう、停止なしの通過バージョンになっていたのです。
ドナルドの停止位置はフロートが一番最後に来る位置だったため、通過回数も一回のみ。
というわけで撃沈です。
しかしその後すぐにキャッスルショーがあるのでそのまま城の前へ。
開始前はみんな座って待っていますが、鑑賞中も座っているというルールは特にないため徐々に立ち上がったり座っていたりとだいぶまばらなため視界が全く安定しないといううれしくないガチャ要素のある鑑賞形式です。
このショーはミッキーたちが様々な土地から特別なゲストを招いてパーティーをするという内容。
所謂トーキングヘッドで登場するので半目になったり目を閉じていたり表情がめちゃめちゃ豊かです!
ルイスまでトーキング!
ミッキーたちとディズニー長編アニメーションのキャラクターが絡むショーが大好物なので、このショーはまさにドストライク。
しっかり会話をしてくれるだけでもうれしいのに、もうめちゃめちゃ絡む。夜だとライトの演出等も増えるのでなおよし。
ミッキーとアナがダンス踊ったりする。良い。
ただ最後の最後でパイロカットになってしまったのだけが残念でした。ショー自体は何回も見てるけどやっぱり良い。
季節ごとに終盤の内容が若干変わるので、それも見てみたい。
だいぶ日も暮れていい感じの時間になってきたので、このまま花火ショーHappily Ever Afterの場所をとりました。
花火は日本でいうと始まりたてのワンス・アポン・ア・タイムぐらいの混雑になるので早めに場所をとらないとまともに見る場所がなくなってしまします。
そして全体的にゲストの伸長が高いうえに肩車もところどころから生えてくるのでこれまた鑑賞場所ガチャになりがちです。
こればっかりはどうしようもないので運が良いことを祈りましょう。
前回とはだいぶ印象の違うHappily Ever Afterであった
— Mono (@MonosonoM) March 10, 2020
前回鑑賞時がいろいろと思うことがあるタイミングだったのもあって、何も考えずに見る今回はいい意味でだいぶ印象が違いました。
そして思いがけず真正面に現れた肩車ガールがいるおかげで画的にもすごくエモくなるというオチまでついてくれました。
でももうやってないんですよねHappily Ever After。
急がば回れで帰ってみた
Happily Ever Afterが終了すると一気にゲストがホテルに戻るため、バスは大混雑。
しかも滞在していたポップセンチュリーはマジックキングダムからそれなりに離れているため、帰るにはかなりの時間がかかりそう。
そこで、急がば回れということでモノレールでEPCOTまで行ってそこからスカイライナーで帰る戦法を試してみることにしました。
もちろんモノレールでホテルに戻るゲストも大勢いるので、モノレールに乗るのも時間がかかるにはかかるのですが、それでもバスほどではない時間で乗ることができ、無事EPCOTに到着。
MK→Epcotのモノレール初めて乗った pic.twitter.com/ZBDLeqCo8d
— Mono (@MonosonoM) March 10, 2020
さて、勘の良い方はもうお気づきでしょう。
この作戦には重大な欠点があったのです。
そう、EPCOTが閉園しているのでスカイライナーの乗り場に行けないのである
EPCOTにはモノレールとバスの乗り場のある正面エントランスと、ボードウォークエリアのホテルとスカイライナーの乗り場が近くにあるインターナショナルゲートウェイの二か所にエントランスがあります。
しかし、エントランス同士は独立していて近くにはないため、そこを行き来するにはパークを通るしかないのです。
つまり、結局ここからバスで帰るしかないというわけです。
ただ経由しただけということになってしまいました。
強いて良かった点を言うなら、モノレールを体験できたこととEPCOTからポップにこの時間にバスを使って移動する人が皆無だったためバスがガラガラだったことぐらいですね…
というわけで時間はかかったものの無事ホテルに戻ることができ、そこでいつものフードコート飯を食してこの日は終了したのでした…
そしていよいよ翌日は最終日です…!
この記事は連載です!
次回【近いうちに】